先輩パパとママの毎日コラムvol.148

後藤家のちちとははの子育て日記 父編「写真」

2018/4/11
後藤家のちちとははの子育て日記 父編「写真」 後藤家のちちとははの子育て日記 父編「写真」

京都の海の町・久美浜で暮らす後藤さん家族は、ちちとははと息子・季之介くんの3人暮らし。ちち・孝文さんが振り返る、写真のはなし。

もともと写真を撮ることは好きで、日常を撮ることは当たり前だった。「子どもができたらどれだけたくさん撮るんだろう?」と思っていた。たしかにたくさん撮るには撮るけど、「よっしゃ!気合い入れて撮るで〜!」とかではなくて、生活するなかで撮りたい場面を自然に収めるような感じだ。

抱っこ

カメラはやっぱり一眼レフの方が繊細には撮れるけど、今はとくにこだわりなくスマートフォンのカメラでもよく撮っている。スマートフォンでもかなり綺麗に撮れるし、何と言ってもいつでも素早く撮ることができる。実際に自分の子どもと遊んだり出かけたりしているなかで、大きなカメラを持ち歩いたり出したりするのはなかなか大変だと実感した。もう少し成長したらそれも楽になるかもしれないけど、どこでもしっかりと自分で歩けるようになるまでは大変かなと感じた。ただ、どんなカメラを使うときでも構図や露出、タイミングなんかは気にかけて撮っている。もうこれは自然と身体に染み付いていることだけど、素早く、でも丁寧に撮ることがいい写真を残すための基本かなと思っている。

三輪車

子どもは本当にかわいい。日に日に成長していく姿はすべてが愛おしく思える。子どもの写真を撮るときは、もちろん子どもが主役でそのかわいい姿を収めたいのだけど、子どもだけじゃなく周りの環境や季節感、家族や友達なんかとの関係性を感じられる写真を撮りたいなと思っている。面と向かって撮ることもあるけど、できれば一歩引いて見守るような写真を撮りたい。将来、子どもがこの写真を見てなんと思うのかなんて分からないけど、僕ら両親の想いが伝わればいいなと思う。

撮りためた写真は、妻とよく見返している。もう本当に、毎日くらいの勢いで見返している。だいたい子どもが寝た後に、二人で見ては「かわいいね」「大きくなったね」「おもしろかったね」なんて話している。そうやって見返すことで子どもの成長を再確認できるし、明日も家族みんなで楽しくがんばろうって気持ちになれる。僕らにとって、写真は当たり前だけど、無くてはならない存在である。

農作業
後藤孝文

PROFILE

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京都の海の町・久美浜で暮らし、日々の生活を写真におさめる。

(制作 * エチカ)

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