先輩パパとママの毎日コラムvol.364

ありがとうが紡ぐ家族の物語「妊娠中の旅行」

2020/9/25
ありがとうが紡ぐ家族の物語「妊娠中の旅行」 ありがとうが紡ぐ家族の物語「妊娠中の旅行」

親子3人で海の見える家に暮らし、鎌倉の人気レストランのマネージャーとして働く藤本恭美さんの物語。妊娠中に飛行機は乗っても良いのかな〜?海は?日焼けは?あれ?次から次へと不安要素が思い浮かぶ。インターネットで検索する日々。

妊娠検査薬の陽性反応状態での旅行。いろいろな情報に一喜一憂しながらも結果、私の場合いろいろ情報は入れた上で、最終的には自分で決めることが何よりも大切だと信じ、旅行へ行くことに。

出発にあたり、準備したものをご紹介します。

1.着圧ソックス
妊娠中はむくみやすくなるのと血流が悪くなり血栓ができやすくなるとの情報を得て、予防のためと冷え対策として着圧ソックスを購入。締めつけられるのがあまり好みでないため、飛行機の搭乗前ギリギリに着用しました。のちにこの着圧ソックスは産後の入院中にも大活躍!なので、買ってよかったです。

2.腹巻つき(ハイウエストタイプ)のインナーパンツ
妊活中から冷え対策は行っていたけれど、これを機に2枚ほど新調。もともと冷えるのが嫌いなので、いろんなタイプを試した経験から、少しお値段は高くなるけれどカシミアシルクの素材のものが結果一番でヘビーローテーション。こちらも臨月まで、そして産後、現在もまだ愛用中!

あとは特にいつも通り。機内では、お水をたくさん飲むように心がけました。そして、石垣島へ到着!空港へは今回の旅のアテンドをしてくれる旦那さんの友人がお迎えに来てくれ、移動はすべて車で迷うことなくスイスイ。到着してすぐに行った島豆腐の食堂では温かい豆腐を頼んだりと、なんだかすっかり気分は妊婦モードでした。

旅行中は、コットンリネンの優しいワンピースを着用(締めつけないほうが良いかなと思って!)。ワンピースの下には旅のお供の腹巻パンツ。2月でまだ肌寒かったので、腹巻パンツもアウターも大活躍しました。

竹富島へ。冷えないようにワンピースの下にはレギンスを着用。竹富島へ。冷えないようにワンピースの下にはレギンスを着用。

ひと通り観光した後は、ホテルでゆっくり。マッサージでもとウキウキしていたら、なんと妊娠中にマッサージはあまりオススメではないとの情報が…え?旅行=夜遊び徘徊=マッサージ(アルコールはもちろん飲むつもりもなかったので夜遊びはイメージしてなかったけど)!まさかのマッサージが、で・き・な・い!!!実際にホテルのマッサージルームもアロマを使ったものはできず、軽く肩周りと頭のマッサージだけやっていただけることに(でも、これだけでも幸せでした)。

3泊4日の旅行はあっという間で、その時は夫婦2人の思い出づくりなんて意識は全くなかったのだけど、今振り返ると夫婦の貴重な時間になったなあとしみじみ。帰宅した翌日に産院を訪れました。

次に行ったのが、安定期に入り6月になってから。夫婦の思い出づくりのために行った温泉旅行in草津。温泉はお風呂がついたお部屋に泊まり、家族風呂も利用しました(おなかも大きくなっていたので、お風呂場での万が一の転倒防止のため)。

今回は夫婦2人で行く最後の旅行になるかもといった意識のほうが強く、前回同様、冷え・むくみ対策はしましたが、それ以上に今できる(着られる洋服で)精一杯のおしゃれも楽しんだ、そんなイメージの旅行でした。活躍したのは厚手のコットン素材のローブタイプのロングカーディガン。冷えも防止しつつ着回しもできたので便利でした!それとフラットシューズね!

(左)安定期に入り、草津温泉へ。(右)段々とおなかが目立つように。2人で出かける際には、できるかぎりのおしゃれを楽しみました。(左)安定期に入り、草津温泉へ。(右)段々とおなかが目立つように。2人で出かける際には、できるかぎりのおしゃれを楽しみました。

最後は、妊娠7ヵ月で行った福岡への帰省旅行。この頃は足のむくみが気になって(見た目や健診では、いつもむくみなしと言われていましたが)、足の指がしびれたりしていたので、とにかく締めつけない服装と、夏だったけれど足首にはレッグウオーマーをつけていました。海外旅行も検討しましたが、私にとっては気持ちのリスクのほうが高く、私も旦那さんも子どもがいろんなことを理解し始める頃に家族で行けたらいいかなという考えで一致したので、妊娠中の旅行はすべて国内の安心できる場所で楽しみました。こうして夫婦2人で行った場所で、いつか子どもも一緒に写真を撮れたらなと思います。

藤本 恭美

PROFILE

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鎌倉の人気レストラン「GARDENHOUSE」マネージャー。2018年に41才で第一子を出産、生後半年で保育所に預けながら職場復帰する。さらにご主人のお店「良酒屋」もサポートしつつ、鎌倉の海の見える家に暮らす。
https://www.instagram.com/kyomi_h/

(制作 * エチカ)

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