ちまたで話題のメニューで料理のやる気をUP! 『カクたこ』


妊娠期は、赤ちゃんのためにもバランスのとれた食生活を心がけたい!そうは思っていても、ダンナさんがいない日中のひとりごはんは、作るテンションが上がらないという妊婦さんも多いのでは?そこで、人気料理家のtottoちゃんこと黄川田としえさんが、作ると食べる、どちらのモチベーションもアップするおすすめレシピを教えてくれました。1回目は、卵焼き器で作るカクタコ。栄養価の高い長芋たっぷりで、妊娠期の体にもやさしい一品です。
昼間のひとりごはんは、マンネリ化しがち。
気分が乗らないこともある。今日がまさにそう。
ソファにぐで〜んと横になってスマホを見ていたら、
「カクたこ」という言葉を発見。卵焼器で作る、四角いたこ焼きらしい。
何だかおいしそうだし、簡単そう。
そう思うなり、キッチンへ向かった。何だかやる気が出てきたぞ。
上手に作れたら、SNSにアップしちゃおうかな。
RECIPE
ちまたで話題のメニューで料理のやる気をUP!
カクたこ
所要時間:25分 552kcal
材料(1人分)
卵…1個
長芋…50g
小麦粉…60g
和風だし…150ml
醤油…小さじ1/2
長ネギ…1/4本(40g)
紅生姜…10g
天かす…大さじ1
茹でタコ…50g
菜種油…小さじ2
たこ焼きソース…適量
鰹節…適量
青海苔…適量
作り方
- 1.長ネギは小口切り、長芋は半分を1センチ角に半分をすりおろす。小麦粉はふるっておく。
- 2.ボウルに卵を溶きほぐし、和風だし、長芋すりおろし、醤油を加えて泡立て器で混ぜる。
- 3.小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまでさらに混ぜ、長ネギ、天かす、紅生姜、長芋角切りを加えて合わせる。
- 4.長方形の卵焼き用フライパンに菜種油を入れて中火で熱し、3を流し入れる。
- 5.周りが焼けてくるまで中火で3分ほど焼き、手前にタコを置く。
- 6.さらに3分ほど焼いたら、フライ返しで半分に折りたたみ、裏返してさらに2分ほど焼き形を整える。
- 7.食べやすく切り分け、たこ焼きソース、鰹節、青海苔をかけて完成。

流行りの「カクたこ」を、妊婦さん用にアレンジしました。ポイントは、ビタミンや葉酸を含み、滋養強壮効果の高い長芋のすりおろしを入れたこと。妊婦さんに積極的に摂ってもらいたい栄養素を手軽に摂取できる上に、モチモチとした食感を楽しめて、おいしいもUPします。

PROFILE
totto(黄川田としえ)このライターの記事一覧
料理家・フードスタイリスト。広告、雑誌のフードコーディネート、レシピ開発、イベントのフードケータリングなどを手がける。また、食育活動にも力を注ぎ、子どもたちによる家族のための一日限定レストラン「こどもレストラン」のワークショップなどを行う。著書に『毎日のごはんと心地よい暮らし』(宝島社)がある。女の子と男の子のママ。
toshiekikawada.com
(取材・文 * 羽田朋美(Neem Tree) 写真 *馬場わかな)