先輩パパとママの毎日コラムvol.338

伊野家の子育て日記「手作りだけじゃない、3人目の離乳食」

2020/7/1
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写真好きのママがお届けする、3人の子どもの子育て写真日記。今回は「離乳食」のお話です。

長女(1人目)が赤ちゃんのときは、離乳食はほぼ手作りしていました。パンが食べられるようになったら、市販のパンを買ってあげたりはもちろんしていたけれど、ご飯系の食事は、あまり市販のベビーフードなどに頼らず、自分で作っていました。息子(2人目)のときも同様。もしかしたら外出先などで想定外に食事をとらせることになってベビーフードを買ったこともあったかもしれませんが、記憶にないので、それもせいぜい1回や2回程度だと思います。

なるべく自分で素材を選んで調理したものを食べさせたいと思っていたということもありますが、振り返ってみれば単純に余裕があったのだと思います。

それが3人目となると、そもそも毎日の生活に時間的余裕がありません。離乳食の最初期はすべてペースト状でないといけないので、作るのは一番手がかかります。お湯で溶くだけでお粥ができる粉末を使ったり、ベジタブルピューレを使ったりしてみました。

お口のまわりが離乳食だらけ

中期以降になるとペースト状ではなくてもよくなるので、少し調理は楽になります。ただ、我が家には小学生と幼稚園児がいるので、休日は特に、家でゆっくり過ごす時間が以前に比べて少なくなり、家族で外出することや旅行に行くことなどが増えてきました。手作りの離乳食は傷みやすいので、お出かけに持っていくにはあまり向いていません。上の2人が赤ちゃんの頃は、外出時はパンを食べさせることが多かったですが、次女は1才近くまであまりパンを好まず、もっぱらご飯派だったため、常温で食べられるレトルトパウチや瓶詰めの離乳食を活用するようになりました。

レトルトの離乳食

次女が手作りのご飯も市販のベビーフードもどちらも嫌がらずによく食べてくれたので、とても助かりました。自宅では基本的に手作りにしていて、以前に離乳食について書いた記事で紹介した重ね煮は、いまでもよく作っています。でも、作る余裕がないときのために、いまではレトルトパウチを数食分は常備するようにしています。

ご飯でも身に着けるものでも、手作りが常に最上とは限りません。市販のものでも、素材や添加物に気をつけて選ぶことはできるし、適度に楽をして、お母さんの体力を温存することも大事ですよね。

お食事中
伊野妙

PROFILE

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東京生まれ、横浜育ち。女の子と男の子の三児の母。家庭業の傍ら、編集・ライティング・翻訳などの仕事を少々、ニットデザイン・制作販売の仕事を少々(Juhla[ユフラ]主宰 /『輪針だからカンタン! おしゃれでかわいい手編みこもの』発売中)。
http://instagram.com/eatoooni

(制作 * エチカ)

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