先輩パパとママの毎日コラムvol.540

子育てで学ぶこと、感じること。「お宮参り」

2022/11/8
子育てで学ぶこと、感じること。「お宮参り」 子育てで学ぶこと、感じること。「お宮参り」

田舎に帰って三世帯で子育てをしているカメラマンの大畑陽子さん。第二子の娘さんのお宮参りのときのエピソードです。

赤ちゃんが生まれてから初めてのイベント、お宮参り。だいたい生後1ヵ月前後に行うのが一般的だそうですが、私が帝王切開で出産したので生後1ヵ月だとまだ体がつらくて、落ち着いてから…なんて言っていたらすぐに2ヵ月が経ち、3ヵ月になるころの大安吉日にようやくお宮参りをすることができました。

お宮参りは、地元の神社で行いました。夫のご両親には遠方でしたがこちらに来てもらい、お宮参り後は自宅でゆっくり食事をとるという流れに。娘の洋服は、色々悩んだ末に帽子と前掛けだけを購入し、すでに持っていた白いロンパースに合わせて白い靴下を履かせました。

お宮参りで重要だったのが授乳問題です。まだまだ授乳間隔も短いですから、色々と気を揉みました。神社に授乳室はありませんでしたが(神社によっては完備してくださっている場所もありますね)車で行ったのでなにかあれば車内で対応可能でした。お宮参りに着ていくようなきれいめの服だとチャックが背中にあるような服が多く、授乳には向きません。私は妹から借りた授乳用の胸チャックがついたワンピースがあったのでとても助かりました。前開きボタンの服があれば万事OKかもしれません。

帽子と前掛け

御祈祷の予約は11時。義両親には朝に一度自宅に来てもらい、一息ついてから神社にいくことにしました。コロナ禍も相まって、義両親は娘に会うのは初めて。私は1日も早く小さな娘に会って欲しかったので、お義父さんとお義母さんが娘を愛おしそうに抱っこしている姿をみて、じわわぁーと熱いものが溢れてきました。なんだかほっとしたのを覚えています。

二世帯住宅で一緒に住んでいる私の両親は、「お宮参りは父方の家でするものだから、お宮参りは私たちはいいよ、家でごはんを準備してまっているね」というので夫方の両親と私たちで出かけました。

10分前には本殿に到着。受付を済ませ、薄暗い本殿に案内されると、きゅっと気持ちが引き締まります。300年前に建てられたという本殿は、長年通っていたものの、中に入るのは初めて。素晴らしい装飾に圧倒されながら、ここで娘の健やかな成長の祈願をしてもらえることに喜びを感じました。そんな中、4才の長男は薄暗い本殿を怖がってぐずりはじめ、本殿から逃げ出そうとする一幕も。神主も一緒になってどうにかなだめ、私が抱っこしながらなんとか始めてもらいました。

この神社の御祈祷はとても印象的で、ホラ貝を吹いたり、お香を焚いてくれたり、護摩焚きをしてくれたりと至れり尽くせり。神主の祝詞の声もとても心地の良いものでした。私たちはとても神聖な気持ちで、どうかこの子が平和な人生を歩みますように、と祈ることができました(4才長男はといえば、御祈祷中も何度か逃げ出そうとして少し冷や冷やしましたが)。

お宮参りの記念撮影

御祈祷を無事に終えた後は、紅葉の残る境内で記念撮影。この日は天気が良く、暖かかったのでお宮参り日和でした。小さい子どもがいるとだいぶ天候に左右されるので天気は重要です。お宮参りのときはまだ赤ちゃんは首も据わっていないので、抱っこして撮影しても赤ちゃんの顔がほぼ見えていない、これはお宮参りの「写真あるある」ですね。そして写真撮影は、長男をなだめるのが一番大変という、こちらもお宮参りの「写真あるある」なのではないでしょうか。

そうしてお昼過ぎには自宅に戻り、用意してもらっていたご馳走をみんなでいただきました。いつのまにか主役は大はしゃぎな長男に。久しぶりにおじいちゃんおばあちゃんに会えてテンションが高くなった彼は、我が物顔で歌い、踊り、走り回り私たちを楽しませてくれました。みんな大笑い、笑顔溢れる楽しい会になりました。

おじいちゃんおばあちゃんと長男

長男のときはレストランを予約してみんなで食事をとったのですが、自宅でゆっくりというのも良いものです。なにより、久しぶりに会えた孫と延々と遊ぶおじいちゃんを見ることができて私たちも嬉しかったですし、私も授乳やおむつ替えで気を揉むことがなくとても楽でした。お宮参りは御祈祷が一番の目的ですが、こうやってみんなで集まったり、写真を撮ったりできる貴重な機会でもあります。そのためにもこれからもイベントごとは大事にしていきたいなと思ったのでした。

大畑陽子

PROFILE

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フォトグラファー。自然光での人物撮影を得意とする。大事にしているのは表情。現在写真集の出版と写真展の開催を企画中。
https://www.o-hatayo-ko.com/

(制作 * エチカ)

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