先輩パパとママの毎日コラムvol.476

愛するプニプニ「赤ちゃんの可愛さ再確認」

2022/3/22
愛するプニプニ「赤ちゃんの可愛さ再確認」 愛するプニプニ「赤ちゃんの可愛さ再確認」

イラストレーターかみやかやこさんの子育てダイアリー。ほぼ正確に3時間おきに起きれちゃうの。なんで自分のオナラにびっくりして起きちゃうの。なんで手のひら臭いの。なんで薄毛ちゃんになっちゃうの。ふたり目の育児余裕から、改めて感じる、赤ちゃんのかわいすぎるポイントを再確認したお話です。

赤ちゃんはかわいい。自分と夫の両方のミックスで、似ているところを見つけると、これまた愛おしい。なにがかわいいって、ただかわいいだけじゃないところが、かわいい。とても人間くさくて、心をギュッと鷲掴みにされるのだ。その人間くささが動物的でもあり、生きてるんだなぁと感じさせてくれるのだ。

産まれて1日目。さぁ!お世話するぞ!どんと来い!と息子が産まれたとき、気合を入れていた。が、しかし、息子は生後1日目はずっと寝ていた。楽だから、いいんだけど…お〜い、そろそろ、起きて〜。と思うほど寝ていた。予想外の行動をするところもかわいい。

動きがゆっくりなのがかわいい。赤ちゃんの周辺だけ、時間がゆっくり流れている。浮腫んで腫れてるまぶた、小さな鼻、口、頬とおでこに生えた産毛、おなかの中で生えていた髪の毛。折り畳まれていたので、開ききっていない耳がかわいい。

髪型も愛おしい。どんな毛量で産まれてくるのか、楽しみにしていた。我が家は2人ともモサモサで産まれてきた。まだ1度も切り揃えていない髪は、自由に伸び、長めのもみあげや、おでこの生え際など個性が溢れていて、どこを見ても愛おしい。赤ちゃんを抱きながら、つむじからの毛流れを観察して過ごすのは贅沢な時間だった。

大人よりも大きな音の立派なオナラ

オムツを替え、母乳でおなかを満たし、あぁ、やっと寝た。小さい布団の中にいる、さらに小さい赤ちゃんがちょこん、と寝ている。目を閉じるとまつ毛がかわいい。瞼の膨らみがかわいい。短い腕で頭を抱えながら眠る小さいお顔の中にある小さな鼻の穴から出る、大きな寝息スースーという音。

一丁前だなぁ。心地良さそうでなにより。と愛おしく見ていると…ぶぶっ!という大人よりも大きな音の立派なオナラが爆発。その衝撃で両手を広げ、ビビビっと体を震わせるモロー反射をする。びっくりして目をカッ!と開いて起きてしまう。自分のオナラで、赤ちゃん起きちゃうあるある。赤ちゃんって、すかしっぺできないのかな。毎回大きい音のオナラが出ている気がする。

そして、生後2ヵ月頃から薄毛ちゃんもでき始める。前述した通り、我が家の子たちは毛量が多かったので、無いところとあるところの差が大きい。長女はサイド〜後頭部が薄毛ちゃんになったので、モヒカンベイビーだった。赤ちゃんたちで集まると、いろんな薄毛ちゃんがあって、どの薄毛ちゃんも愛おしい。

あと、赤ちゃんの手のひら。ギュッと握りしめている手のひらを開いてみると…なんとホコリが!食べたら大変!としっかり拭き取る。しかし、時間が経つと、またホコリが!沐浴の際にしっかり洗わないと、ツーンと鼻につく臭さ。ギュッと握りしめ過ぎているので、汗臭いのだが、その臭さすらかわいい。いまだに忘れられない匂いだ。

赤ちゃんは全部かわいい

個人的には短い腕がツボなのだ。自身の頭をも抱えきれない長さでぷにぷにしている。でも爪先が白くなるほど、力強くギュッとする。

脚力が強すぎて、寝ているときにどんどん上に来ちゃうのもかわいい。

3時間おきに起きるその能力もすごい。そろそろおなか空くだろうな。という時間ぴったりに泣き始める体内時計。世話が焼けるほどかわいい。

首をそっと支えながら、抱き上げる。抱きしめるには小さすぎる新生児。早くぷにぷになって、ぎゅーっと抱きしめがいがあるほど大きくなあれ。そして、大きくなり、ママの首に腕を絡めてきたときの、幸せたるや。

うんちをするとき、んっ!と口を歪めいきむ顔。

要は、赤ちゃんは全部かわいいってことだ。

かみやかやこ

PROFILE

かみやかやここのライターの記事一覧

多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。デザイナーを経て、イラストレーターとして独立。2018年に女の子、2021年に男の子を出産。愛情たっぷり注ぎながら、子育てを楽しんでいる。好きなものは、海、コーヒー、いい香り、植物、ドラマ、美容情報、美味しい食べ物、アイドル。
http://kamiyakayako.com/
https://www.instagram.com/kamiyakayako/

(制作 * エチカ)

RELATED 関連情報はこちらから

RANKING アクセスが多い記事をランキング形式でご紹介。

妊娠・出産・育児は、
わからないことがいっぱい。
悩み過ぎず、自分のペースで
行える育児のカタチを紹介していきます。
コモドライフとは?