先輩パパとママの毎日コラムvol.493

愛するプニプニ「出産ギフト選び」

2022/5/31
愛するプニプニ「出産ギフト選び」 愛するプニプニ「出産ギフト選び」

イラストレーターかみやかやこさんの子育てダイアリー。贈ることも増える最近、大切な友人の赤ちゃんにギフトを贈る喜びはひとしお。もらったら嬉しいものをプレゼントするのが一番なのだけど、何がいいだろう。友人はとってもギフト上手でいつも学ばされる。素敵な友人をいつまでも大事にしたい…今回は出産ギフト選びについてのお話です。

大事な友人に家族が増えると、ようこそ地球へ。よくおなかから出てきたね。たくさん愛情に触れてね。と目頭が熱くなる。

自分の出産がおめでたいのはもとより、友人の妊娠・出産はたいへん嬉しいし、おめでたい。一緒に過ごした学生時代には、想像を遥かに超えて想像できなかった友達の赤ちゃん。「会えるだなんて思ってもなかったよ。本当に君はかわいいねぇ、よい子だねぇ。」と出産報告メールに添えられた写真をデレデレと見つめる。

おめでとう!おつかれさま!ゆっくり休んでね。かわいいね。痛かったよね。出産大変だよね!頑張ったね!

お祝いの言葉のシャワーをたくさんかけたいところだが、産後の友人にあまり長文は送るのはご法度なので、「返事は要らないからね。本当におめでとう。また写真待ってるね!」と、ひとまず静かに締める。

さて、お祝いを贈ることがこんなにウキウキすることない。何を贈ろう。大人になると、結婚祝い、退職祝い、再就職祝い、出産祝い…といろいろ祝うことがある。そんなお祝いにふさわしい、ギフトの引き出しが自分の中にあると非常によい。私もまだまだ引き出しがなくて、これから豊かにしていきたい。

気持ちを込めてプレゼント

出産祝いに相応しいのは、赤ちゃんグッズ?実用品?ママのケアグッズ?

ザ☆出産祝い。なオムツケーキも頂いたときはとっても嬉しい。オムツケーキは新生児サイズではなく、S、Mサイズだと、サイズアウトしたかも?というときにすぐに試せるので、とてもありがたかった。値段もデザインもさまざまなので、あげる側も選びやすい。

可愛いベビー服、スタイももちろん喜ばれるし、兄弟姉妹がいるご家庭ならば、お揃い服を贈るのもいいと思う。スタイの名入れサービスでフルネームではなく、イニシャルだけ入れるのも素敵だなぁと思った。

もし、ご友人の赤ちゃんグッズの趣味・方針があまり把握できなければ、ママへのケアグッズを贈るのがよいと思う。ケアグッズなら、定番のボディオイル、使ってみてオススメの美容品も嬉しい。以前、友人から炭酸シャンプーをもらったのだが、お風呂時間のリフレッシュにもなるし、何よりプラスアルファの時間をとらないし、いつものお手入れの流れで使える品で、大変気持ちよい時間をプレゼントしてもらった。

産後なかなか料理も大変かろうと、食品もよい。ジャム、保存の効く焼き菓子、ノンカフェインティー、スープセット、ちょっとよいレトルト。赤ちゃんが寝てる間や寝かしつけ後に簡単に食事を摂れるようなものも有難い。

特別な友

自分で滅多に、というか、買ったことがないくらい美味しいイチゴも嬉しかった。友人の旦那さんがイチゴ農家で、素晴らしいイチゴを贈ってくれたのだ。お庭のお花をかわいいガラスに挿して、リボンをかけて、持ってきてくれたことも。ローズマリーも入ってるから、お料理に使ってね、と。

プレゼントを受け取ったとき、友人が自分のために心配りをしてくれたその気持ちのあたたかさを感じて、感激する。母になり、ずっと子どものことばかりの生活の中で、私のことを考えて品を用意してくれるなんて…その想いが、心をあたたかくしてくれる。一生友達でいて下さい…!と握手したくなる。

同年代の子どもを育てる女友達って、同志だと思う。一緒に育てるパートナーやパパとはまた違う。ママ友という部類とも、ちょっと違う。同時期に一緒にママになり、子育て後もずっと友人である。同時期に赤ちゃんが産まれるという奇跡。

私のことをママとして見ない、制服時代からいろんなことを知っている友人。弱いところも性分も得意なこともたくさん知ってくれているから、子育てにも100点を求めてこない、リラックスできる存在。だからこそ、前向きだけじゃない、ちょっとネガティブなことも話せる。そして、会って話せば、心がデトックスし、スッキリ前向きに、元気までもらえる特別な友。

みんなで頑張ろうね。なかなか子連れだと会う機会は減ってしまうけど、また会うときまで、お互い頑張ろう!と心の中でガッツリ肩組んで、バイバイするのだ。

そして、日常の中で、自分で買ったよい商品や調理ソースなど、「これ、あげたいなぁ。」と、友人を思い出す瞬間が増え、会いたくなるのだ。子どもを育てることで、友人との関係も深まった。

かみやかやこ

PROFILE

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多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。デザイナーを経て、イラストレーターとして独立。2018年に女の子、2021年に男の子を出産。愛情たっぷり注ぎながら、子育てを楽しんでいる。好きなものは、海、コーヒー、いい香り、植物、ドラマ、美容情報、美味しい食べ物、アイドル。
http://kamiyakayako.com/
https://www.instagram.com/kamiyakayako/

(制作 * エチカ)

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