先輩パパとママの毎日コラムvol.504

はっぱと風とみちくさ子育て「赤ちゃんとの長い夜は、夫と二人三脚で!」

2022/7/28
はっぱと風とみちくさ子育て「赤ちゃんとの長い夜は、... はっぱと風とみちくさ子育て「赤ちゃんとの長い夜は、...

自然豊かな信州でネイチャーガイドをしながら2児の子育てに奮闘中の阿部菜々恵さん。今回は授乳や夜泣きなど、赤ちゃんとの長い夜をどのように過ごしているかというお話です。

みなさん、これを読まれているのはいつでしょうか?夜中の授乳中に読んでいる方もいるのでは…?出産後のヨレヨレの体で夜も休まず、授乳にオムツ替えに夜泣き…と睡眠不足の日々…ですよね。まだ私もしばらくそんな日々が続きますが、なんとか?元気でいられるのは、夫と二人三脚で乗り越えている夜の作戦?のおかげです。

我が家は娘の上に5才の息子がいるのですが、物心つく前から毎晩絵本の読み聞かせをしています。そしてそのあと一緒に眠りにつくのですが、娘の妊娠がわかったとき、その時間をどうするのか、ということを思いました。さらに、息子が赤ちゃんのときは1才半まで毎晩10回近くも起こされ、ものすごい睡眠不足に陥ったのですが(本当に辛かった…)、今回は43才という年齢での出産のため、産後の疲れもあるし、やんちゃな息子も飛び回っているし(笑)、あんな風にはできない!きっと私は倒れてしまう…(真剣!)と考え、娘の出産前に夜をどう過ごすかということを夫とともにいろいろと話し合いました。

そこで、私たちが考えたやり方は、1)息子を寝かしつける20時の授乳は夫が担当する、 2)夫が起きている23時頃までは夫が娘をみる(オムツも替えてもらいました。その間の睡眠を私は死守!ここが重要です(笑))、

というやり方でした。幸い娘は新生児の頃から息子ほど頻繁に起きることはなくて、20時の授乳のあとは23時過ぎまではだいたい静かに寝てくれました。

長い夜のために毎晩準備する授乳セット。長い夜のために毎晩準備する授乳セット。

息子のときは、夜は私1人が授乳もオムツ替えも、そして薪ストーブの薪をくべるのも(真冬産まれだったのでこれが実は大変でした)1人で奮闘…その頃は私が頑張らなくてはいけないんだ!という謎の思い込みにとらわれ、睡眠不足もたたり、がんじがらめだったように思います。でも、娘のときはまずはお母さんが元気でないと!!という気持ちをいつももって、夫ができることはなるべくサポートしてもらうようにしてきました。おかげで、5才の息子との眠る前の時間もとれ、私も日々元気に過ごすことができています。

そして、何よりよかったのは、夫がいろいろな育児参加の機会を増やすことができたことです。娘に授乳しながら「こんな気持ちになるのは初めてだなあ〜」「こういう表情は初めて見るなあ〜」と呟いたり、娘との時間を過ごしています。娘も夫によくなつき、抱っこされたり、一緒にいるときを楽しんでいるようです。そして、夫が授乳している間は私の体が自由になるので、そのときだけでも忙しいお母さんにとっては貴重な時間をもつことができています。

(左)りんご畑で夫が娘に授乳中。(右)夫の膝の上でくつろぐ娘。(左)りんご畑で夫が娘に授乳中。(右)夫の膝の上でくつろぐ娘。

まもなく1才を迎える娘。離乳食もたいぶ進んできて、授乳もほとんどしなくなりましたが、寝る前の担当はお父さん!とわかっているようで、眠くなると夫を見て、泣きながらねだります。夜も1、2回ほど少し泣くときがあるくらいになり、朝までぐっすりの日も増えてきました。

これからも娘の成長と共に、夜の過ごし方も変わっていくと思います。どんな風に過ごしていくか、今後も夫と話し合いながら子どもたちを育てていけたらと思っています。

阿部菜々恵

PROFILE

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ネイチャーガイド/保育士/野草ハーバリスト
道草を愛でること、食べることがライフワーク。軽井沢周辺の森のガイド、森のようちえんの講師などを行う。子育てや暮らしの中で美味しく、楽しい自然の楽しみ方を提案。野草茶、野草料理などのワークショップなども行う。下見と味見は2016年生まれの食いしん坊な息子と2021年生まれの娘と共に。

(制作 * エチカ)

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