フォトグラファー・masacova!さんのおてんば姉妹子育てコラム。
次女が我が家にやってきてくれてから、3年ぶりの赤ちゃんとの生活がスタートしました。新生児との生活で一番大変なのは、こまめな授乳のための小刻みな睡眠です。
次女は一度にたくさんおっぱいを飲めず、ちょい飲みベビーだったので、やはりお腹もすぐ空くのか1時間ごとに起き、私もしばらくは寝た気がしない睡眠不足の日々が続きました。お布団の中で眠るのが大好きな私にとって、もうそれは修行。寝不足でフラフラでしたが、赤ちゃんのなんともいえない愛らしさをエネルギー源に2度目の新生児ライフを乗り越えることができました。
毎日すくすくと育ってくれている次女。長女もミルクを飲ませたり、リトルマザーです。上の子の赤ちゃん返りの話もよく周りから聞いていたのですが、私が気づいていないだけだったのか、長女が頑張ってくれていたのか、うちはあまりなかったかなーと思います。
あれよあれよと8ヵ月を過ぎた頃、元々脚が突っ張るのが早いなーと思っていたのですが、つかまり立ちをするように。実に発達した脚力!
ここで妊娠中のお腹のつっぱりが強かったのを思い出しました。やっぱりお腹の中でも脚で突っ張ってたのかな〜と。。。
そして8ヵ月後半にはつかまらないで歩くように!早い!ハイハイ期を飛ばしての歩行です。
長女の時はハイハイ期が長く、1才3〜4ヵ月頃に歩き出して最初はだいぶよちよちしていましたが、次女は最初からあまりよちよちしていなかったかもしれません。
その飛び級感に最初はちょっと驚きと嬉しさがあったのですが、歩き出すのが早いと、気をつけて見てあげないといけない時期が早まります。
おまけに好奇心の塊のような性格だったので、手に届くもの全て破壊していくように。。。
破壊というのは大人の観念で、次女にとっては学習中なだけなんですが、でもでも、ここは大人の観念を押し通さないと、怪我しても困るので、リビング中の低い位置の扉に鍵を取り付けました。長女の時はこんなこと一度もなかったのに、本当に個性が違って面白いです。
思い出すのは、靴のサイズが小さすぎてスニーカー選びに苦労したこと。ファーストシューズが11.5cm!小さっ!リアルサザエさんみたいなサイズです。なんとか(私が)気に入るスニーカーも見つけ、お散歩へ行き出したんですが、公園では、「赤ちゃんが歩いてるー」とちびっこたちの声を聞きながら、好奇心いっぱいの次女の姿を見守っていました。
思えば本当にあっという間だった赤ちゃんとの時間。かけがえのない時間、というのを体感したように思います。
長女は11才。次女は8才になりましたが、たまに赤ちゃんの頃の二人にまた会いたくなります。
二人の赤ちゃんの頃の思い出は、ずっとずっと忘れないと思います。
PROFILE
masacova!このライターの記事一覧
フォトグラファー。michirico(http://www.michirico.net)ディレクター。
大阪府出身。フォトプリントのプロダクト制作を長年に渡り経験したのち、2012年、キッズとレディースのブランド「michirico」を立ち上げる。写真集に「Holiday in」(ピエ・ブックス)がある。
(制作 * エチカ)