先輩パパとママの毎日コラムvol.112

桜の咲くころは「相棒との出会い」

2017/11/27
桜の咲くころは「相棒との出会い」 桜の咲くころは「相棒との出会い」

フォトグラファー・masacova!さんのおてんば姉妹子育てコラム。

前回のコラムを書かせていただいてから暫く経ちますが、また今回も我が家のおてんば次女、赤ちゃんの頃の記憶を辿りお話できたらと思います。

次女には0才児の頃から7才のXmasの日まで彼女を見守り続けてくれた相棒がいます。

相棒との出会い、と言いますか私が相棒の存在に気づいたのはある秋の日の夜。

我が家はシングルベットを2つ繋げて皆で寝ているのですが、2つの掛け布団カバーが若干の素材違いで、いつも私は次女と一緒の布団で寝ていて、たまたまその日は掛け布団カバーを洗濯した後、いつもと掛け布団が左右逆のベッドに。

まだ喋れない次女はなんだかその夜は機嫌が悪く、野生の動物のようにう〜う〜唸って落ち着かない様子。

おっぱいでもオムツでも抱っこでもないし、どうしたんだろうと考えていた矢先、次女は隣のベッドのいつも自分が使っていた掛け布団(カバー)めがけて飛びついていったのです!

その後、ご機嫌になったのでその時はこの掛け布団(カバー)の肌触りが好きなんだなーと思って、それからは次女が好きな方の掛け布団カバーが入れ替わらないように寝ていました。

最初は好きなんだなーと思っていた掛け布団カバーですが、日に日にめちゃめちゃ好きなんじゃないか、という確信を感じながら季節は巡り春。

次女も1才を迎え活発に歩き出すように。そして掛け布団をしまう暖かな季節がやってきました。

その頃には好きなんだなー、からめちゃめちゃ好きやん、を経て、無いとやばいんじゃないかという存在にまでになっていた掛け布団カバー。

仕方なく、掛け布団本体からカバーをはがし、掛け布団の皮?のようなタオルケットの感じになったカバーをベッドの上に置いてみると次女の飛びつきっぷりが半端ではありません!

布団から解放されより軽やかになった掛け布団カバーを寝る時以外も肌身離さず共に行動するようになったのです。

姉妹と掛け布団

見た目は茶色一色で全然かわいくないのですが、次女にとっては最高の肌触りなのか、楽しい時も泣いちゃう時もお昼寝の時、車でお出かけの時、常にこの茶色い掛け布団カバーと一緒でした。

そして、ある時からこの掛け布団カバーは「シーツ」と家族の間では呼ばれるようになり、最初の頃は長女と、「また(次女は)シーツに包まれてるね。ま、シーツじゃなくて掛け布団カバーだけどね。」というフレーズのやりとりがありましたが、やがてそんな話もしなくなるほど、次女と「シーツ」はニコイチの存在に。

今は8才にまで成長した次女。保育園の年長さんの頃に一度自分から「シーツ卒業する!」と宣言し、丁寧にたたんでソファの上に置いてから就寝したことがあったのですが、夜中のうなされっぷりが半端なく、全然眠れなかった記憶があります(私が )。次の日からすぐシーツ復活してましたが、、卒業失敗に終えた日が今では懐かしいです。

掛け布団に顔をうずめる

その後シーツとは7才のXmasまで共に過ごしました。

もうボロボロだけど、本当は今でも大好きだろうから大切に保管してあります。

masacova!

PROFILE

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フォトグラファー。michirico(http://www.michirico.net)ディレクター。
大阪府出身。フォトプリントのプロダクト制作を長年に渡り経験したのち、2012年、キッズとレディースのブランド「michirico」を立ち上げる。写真集に「Holiday in」(ピエ・ブックス)がある。

(制作 * エチカ)

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