藤東淳也

子育てエール!Doctors Me 専門家による、ママパパ応援コラム

vol.47 産後リフォームって何をすればいいの?おすすめの方法を医師が教えます!

妊娠出産を通して変化したママの身体を、産後徐々にもとに戻していくことを産後リフォームと呼ぶことがあります。今回は、産後リフォームの方法などをお話しましょう。

産後リフォームって何をすればいいの?おすすめの方法... 産後リフォームって何をすればいいの?おすすめの方法...

産後リフォームって、いつするの?

一般的には、産後半年ぐらいで妊娠前の状態に戻していくママが多いようです。ただ、産後リフォームという医学用語があるわけではなく、いつどのようにするべきという医学的な指針がはっきりとあるわけではないのが実情です。そのため、それまでに戻さなくてはならないとか、産後半年の状態が一生続くということではありませんから、焦る必要はありません。特に子宮が元の大きさに戻り、出血(悪露)が止まるまでには1〜2ヵ月ほどかかることがあるので、その間は無理をしない方がよいでしょう。

産後リフォームのメリットとは

妊娠出産を終えた身体をもとの状態に近づけることは、次の妊娠の準備でもあり、その後の人生において女性が健康に過ごすためにも大切です。産後に骨盤ケアをすることで、体の痛みや体型の変化を防ぎ、女性に起こりやすい自律神経系やホルモン系の症状(冷え性、むくみなど)の予防となることもあります。

具体的には、何をすればいいの?

産後1ヵ月ごろまでは無理をせず、ベッドの上でもできる軽い動きを行うとよいでしょう。例えば、骨盤底筋群と呼ばれる筋肉を鍛えるため、尿道のあたりを締めたり緩めたりするような体操(ケーゲル体操、ケーゲリング)を行ったり、足を上げ下げしたり、足首を回すなどしてみましょう。血液が固まりやすくなったり、筋力が低下する恐れがあるため、寝たきりはできるだけ避けた方がよいでしょう。
また、育児で疲れやすく、授乳で栄養や水分を消費する時期ですので、バランスの良い食事や十分な水分補給を心がけ無理のないように取り組んでみましょう。

ベッドの上でもできる軽い動きのイメージ

最後に

産後も美しく健康でありたいと気持ちは、誰でも変わらないものですね。妊娠出産という大きなイベントを乗り越えた身体と心をいたわり、変化を楽しみ受け入れられるよう、気持ちに余裕をもって過ごしてくださいね。

藤東淳也

PROFILE

藤東淳也

東京医科大学卒業。米国カンサス大学留学後、東京医科大学講師として、婦人科内視鏡手術・がん治療に専念。2010年より広島で「産科・婦人科 藤東クリニック」を開業。専門知識と専門技術を活かし、「根治性を高め、機能温存を図り、さらに、容姿・美容の維持を図る医療」を提供するために努力しています。

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