写真家・山本彩乃さんが綴る、ゆったり子育てライフ。今回のテーマは「寝かしつけ」です。
息子は5ヵ月頃から、体力がついてきて自分でも動けるようになってきたので、遊びたくて延々と起きている日が増えてきました。
赤ちゃんって、自分で眠くなってくるのかと思って、はじめのうち、一緒に遊びながら夜を過ごしていたら、ん??時計は22時をさしている……!!!えーーー、こんな時間なのに、眠くないの?というか、私は眠いんですけど……。さあ、どうしたものか……。
自動で揺らしてくれるベビーラックは、何度か試したけれど嫌がってしまい大泣きで失敗。抱っこしてその場で小走りしてみたら、その振動が心地良かったようで、すっと眠ってくれるようになったので、しばらくは抱っこで小走りが続きました。
11ヵ月になった頃、今度は寝かしつけの抱っこを嫌がるようになりました。部屋を少しずつ暗くして抱っこすると、「寝かされる!もっと遊びたい!」という感じで、抱っこから逃げようとします。困ったぞ……。さあ、どうしようか?家族で話し合い、オルゴールのCDをかけてみたり、お風呂で遊ぶのが楽しくなってきた頃なので、少しぬるめのお湯で少し長く遊んでみたり。
どちらも少しは効果があって、それ以前よりは寝付きやすくなりました。その時々でお気に入りのものをぎゅっと握りしめながら寝るのが安心なときもあり、水で描くおもちゃについていた空のペンにハマっていたときは、眠ってからもずっと離しませんでした。
最近よくやっているのは、眠くなってきたら顔をこする仕草をするので、そのサインが見られたら、ゴロゴロ転がれるところで、息子を横にします。
ガーゼのおくるみをかけてあげて、トントンしてあげつつ、見守ります。本人の意思に任せ、自分でころころ転がったり、ガーゼのおくるみをかみかみしたりしつつ、そのまますーっと眠ります。この方法にしてからは、こちらもだいぶ楽になりました。体重が10kg近くあるので、ずっと抱っこで寝かすことはもうなかなかできないので。
さあ、ここから先も、息子の体力はどんどん増していくので、眠りスイッチを入れる方法は、日々試行錯誤中です。
眠りながら、キャッキャと笑い声をあげることがよくあり、それを聞くと、楽しい夢を見ているんだなあ〜と、寝かしつけが大変だったことも吹っ飛んでしまいます。
願わくは、毎晩、息子が楽しい夢が見られるように、楽しく寝付ける方法を探し続けています。
PROFILE
山本彩乃このライターの記事一覧
写真家。広告、雑誌などで活動。2017年12月に長男、2019年6月に長女を出産。あらゆるもののもつ、輝きを写したい、という想いで日々シャッターを切っている。
https://www.yamamoto-ayano.com
(制作 * エチカ)