先輩パパとママに聞きました!vol.98

「3人目が生まれるまでのこと〜後編〜」

2019/8/19
「3人目が生まれるまでのこと〜後編〜」 「3人目が生まれるまでのこと〜後編〜」

写真好きのママがお届けする、3人の子どもの子育て写真日記。今回のテーマは「3人目の出産」です。

(前編のつづき)

ーー実際に出産されたときの様子も教えてください。

伊野
いざ出産というタイミングのとき、娘はちょっと前に仮眠から目覚めていて、意識もはっきりとしていました。それに、娘は出産の立ち会いが2回目なので、余裕もありました。一方息子は、眠っているところを起こされて、するとなんだか空気が緊迫している……という状況で、混乱してこわばっていた感じがします。

生まれてカンガルーケアで私の胸の上に赤ちゃんが乗せられてからは、ちょんちょんと触ったり顔を覗き込んだりして、「にぎった!」「うごいた!」「目があいた!」とひとつひとつに興奮していました。

カンガルーケア

ーー旦那さんのコメントもお願いします!

伊野亘輝
出産を子どもたちにも見せたいと思っていたので、それが叶うタイミングで生まれてくるか、ドキドキしていました。陣痛がはじまった日は日曜日だったので、みんなで産院に向かうことができたものの、すでに息子の誕生に立ち会った経験のある長女に比べ、息子は初めてだし緊張している様子もあったので、少し心配でした。

結果的に、寝ているところを起こしていきなり分娩室にはいったので、ちょっと怖い思いをさせてしまったかもしれませんが、それも含めて、いい経験だったのかなあと思います。

そして性別は聞いていなかったのですが、なんとなく男の子だと思っていたので、生まれてきた赤ちゃんが女の子だったので、すごくびっくりしました(笑)。

ーーご家族みんなで迎えられた3人目だったのですね。産後の病院での生活はどうでしたか?

伊野
子どもたちは学校や幼稚園があり、そのため夫もなるべく早く仕事を終わらせて帰るようにしていました。なので、産院に家族が会いにくることはあまりなく、のんびり過ごしました。

家事を一切しなくてよくて、子どもはおらず赤ちゃんだけがいる、というのは、出産直後とはいえ、かなり「のんびり」に感じるんだなあと思っていましたね。加えて、産院の食事がとっても美味しかったので、なにもしなくても時間になると美味しいご飯が運ばれてくる、ということに毎日感動していました(笑)。

退院の日は平日だったのですが、子どもたちは学校と幼稚園を休み、夫も仕事を休んで、みんなで迎えにきてくれました。家族5人で自宅に帰ることができたのは、嬉しかったです。

3人きょうだい

ーー3人目が生まれて、上の2人の様子はいかがですか?

伊野
2人とももうとにかく溺愛しています。ぎゅうぎゅう抱きしめたり、チュウしたり、一番近くで触れられるポジションを争って喧嘩していますね(笑)。赤ちゃんにお父さんお母さんを取られたという感じはしないみたいです。嫉妬とかもまったくないです。

家族全員にとって、次女は癒しです。みんなパワースポットのように次女に吸い寄せられています……(笑)。

伊野妙

PROFILE

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東京生まれ、横浜育ち。女の子と男の子の三児の母。家庭業の傍ら、編集・ライティング・翻訳などの仕事を少々、ニットデザイン・制作販売の仕事を少々(Juhla[ユフラ]主宰 /『輪針だからカンタン! おしゃれでかわいい手編みこもの』発売中)。
http://instagram.com/eatoooni

(制作 * エチカ)

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