先輩パパとママの毎日コラムvol.307

ありがとうが紡ぐ家族の物語「妊娠中の仕事のこと」

2020/2/19
ありがとうが紡ぐ家族の物語「妊娠中の仕事のこと」 ありがとうが紡ぐ家族の物語「妊娠中の仕事のこと」

親子3人で海の見える家に暮らし、鎌倉の人気レストランのマネージャーとして働く藤本恭美さんの物語。今回は妊娠中の仕事についてのお話です。

妊娠が分かって安定期に入るまでの期間がすごく長く思えた気がします。それはきっと私の年齢や、これまで体を酷使していろんなことに打ち込んできたから(ワインが好きで朝までワインバーで働いたり、フルマラソンやトライアスロンにも挑戦したり!)。なので、妊娠が分かり嬉しい気持ちと不安な気持ちが入り混じり、さらにこの時期は産婦人科での健診も1ヵ月に1回のペースだったので、毎日不安で不安で。次の健診が待ち遠しかったです。

つわりがなかったので、仕事も妊娠前と同じペースで働いていました。いよいよ安定期に入り、職場の仲間に伝えたときにはみんなに驚かれました!それくらい妊娠前と変わらず普通に過ごしていました。

安定期に入る頃には病院でのエコー写真もだんだんと人の形らしくなっていて、すでに愛おしくて不思議な感覚でした。旦那さんに見せると「エコーの写真ってよく分からないなあ……」と「???」な様子でしたが、きっとこれがお父さんとお母さんの違いなのでしょうね(産まれた瞬間から、旦那さんは息子にデレデレですが!)。

生後10日頃の坊やと旦那さん。毎日仕事から帰ってくるのが楽しみなようでした。生後10日頃の坊やと旦那さん。毎日仕事から帰ってくるのが楽しみなようでした。

仕事は重たいものを持つことに気をつけたくらいで、あとはいつも通りに動き回っていました。気持ちが悪くなるつわりは経験しませんでしたが、とにかく眠たい!これまでの人生の中で一番寝ていたかも!というくらい眠気に襲われ、自宅では横になってうたた寝が多くなりました。

もちろん妊娠が分かってからは、サーフィンはお休みしていました(復活したのは産後3ヵ月くらい経ってから)。

仕事ではウエディングも担当していたので、妊娠前に決定していたパーティーが既に数組あり、出産5日前が最後の大仕事となりました。「参列者の中にはお医者様もいるから大丈夫!」なんて新郎新婦様にも言っていただきながら、今考えると大きなおなかでインカムマイクつけてパーティーの進行をするなんて、なかなか無いですよね(笑)。

妊娠9ヵ月の頃。大きなおなかで仕事をしていました。妊娠9ヵ月の頃。大きなおなかで仕事をしていました。

そんな私のおなかにいた息子は7ヵ月頃から胎動が激しく、私の肋骨が折れるんじゃないかと思えるくらいのキックを毎日プレゼントしてくれていました。実際に産まれてきてからも、とにかくよく動き、足の強さを発揮しています。おなかの中である程度の性格がすでに決まっていると聞いたこともありますが、思い返せばおなかにいるときもそうだったなーと思えることがたくさん。音楽が流れると胎動をよく感じていました。今ではリズムに合わせて体を左右に揺らしたり、とても音楽が好きな様子です。

藤本 恭美

PROFILE

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鎌倉の人気レストラン「GARDENHOUSE」マネージャー。2018年に41才で第一子を出産、生後半年で保育所に預けながら職場復帰する。さらにご主人のお店「良酒屋」もサポートしつつ、鎌倉の海の見える家に暮らす。
https://www.instagram.com/kyomi_h/

(制作 * エチカ)

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