先輩パパとママの毎日コラムvol.170

子育てを、ちょっと素敵にする工夫「ヘアカットの話」

2018/6/28
子育てを、ちょっと素敵にする工夫「ヘアカットの話」 子育てを、ちょっと素敵にする工夫「ヘアカットの話」

アメリカ・オレゴン州にあるアシュランドという芸術活動が盛んな美しい都市で暮らすセキアキコさんのアメリカでの子育てエピソード。

赤ちゃん時代のメインイベントのひとつとも言える、生まれて初めてのヘアカット!ですが……私、見逃しました……。

1才の誕生日前日、誕生日プレゼント製作などで疲れてしまって起きられなくて、午前中だけ夫に息子のことをお願いして休ませてもらっていました。ようやく起き上がってリビングに行くと、何かが違う?なんと私が寝てる間に息子の前髪が、短くなってました〜〜(泣)。初めてのヘアカットは写真に撮るって決めてたのに……。

ショックを受けつつも、床に落ちた毛束をひとつ拾いあげ、初散髪記念とさせてもらいました。夫が言うには、「遊んでたら、前髪が長くてジャマそうだったから切った」らしいです。全然嫌がらなかったよ〜!って嬉しそうに言ってました。へぇ、そっか……。

初めてのヘアカット後。おでこ全開!初めてのヘアカット後。おでこ全開!

最初のヘアカットはそんな感じで何事もなく(?)無事にできましたが、イヤイヤ期に入ってからは大変でした。息子本人も長い髪の毛が気に入ってるみたいで、どれだけ女の子と間違えられようとも(当時は初対面の人10人中10人が息子のことを女の子だと思っていました)、切りたくない!の一点張り。

でもさすがにもうボサボサだし、いちいち「男の子なんです」と訂正するのも面倒になってきて(笑)、いい加減そろそろ切らせてもらいたいな……と思い始めたある日のこと。久しぶりに散髪して頭がスッキリしたパパを見た息子にダメもとで「パパみたいに短くする?」と聞いたら、返事は待望の「イエス」。よし!30秒で準備して、すぐさまヘアカット開始です!

切った直後は新しい髪型にまんざらでもない感じでしたが、数日後にはやっぱり「ぼく、長いほうが好き。もう一生切らない!」と言い出しまして……。それでもパパが散髪するとほぼ毎回息子のほうから「ぼくも」と言ってくるので、なんか、かわいいです(笑)。

ヘアカット写真、リベンジ成功しました!ヘアカット写真、リベンジ成功しました!

もうひとつヘアカットで忘れちゃいけないのが、子どもだったら一度はやってしまう……アレです。トイレに行ったまま洗面所からなかなか出てこないし、やけに静かなので嫌な予感しかしない。ドアを開けたら、やっぱり!ざっくりいってました。

「バレた?」って顔した息子。にやけた笑顔が全てを物語っています。「バレた?」って顔した息子。にやけた笑顔が全てを物語っています。

2才の頃ハサミを使えるようになった直後にも一度少しだけ髪の毛を切ってしまったことがありましたが、その後はそんな素振りをみせることもなく1年以上経っていて、私も完全に油断していました。思い返すとこの日の朝、私が前髪を切ってるのを、じぃ〜っと見つめてたんだよなあ……。

短くなった前髪に合わせてなんとか周りを整えた結果、こうなりました。短くなった前髪に合わせてなんとか周りを整えた結果、こうなりました。

これはこれで、まあいっか。良い思い出になりそうです。

セキアキコ

PROFILE

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アメリカ・オレゴン州で出産と子育てをスタート。現在はメイン州在住。サンフランシスコで写真を学んだ後、スタジオアシスタント、ブライダルカメラマンとして働く。
http://ameblo.jp/aco-84/

(制作 * エチカ)

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