先輩パパとママの毎日コラムvol.184

cozyhouse「子ども写真と嫁の罠」

2018/8/31
cozyhouse「子ども写真と嫁の罠」 cozyhouse「子ども写真と嫁の罠」

長女コトちゃんと次女ハルちゃんのパパ・浅田典孝さんが振り返る、子どもとの幸せ時間。第3回は子どもの写真についてのエピソードです。

初めての抱っこ。そっと手を添える嫁。とハル。(落とされたくないのだろう)

最近はスマホカメラの性能向上とアプリを活用して誰でも簡単に高画質でかわいい写真が残せるようになっていますね。スマホではデュアルカメラにより、ぼかしまで簡単に作れるので、インスタなどのSNSでも子ども写真を手軽にきれいに撮ることができます。

僕自身子どもができるまでカメラ、写真にはまったく興味のない人間でした。

当時はスマホのカメラも大した機能はなかったので、子どもを授かったタイミングで、写真に少し興味のあった嫁から一眼レフカメラを買おうと言われて購入しました。この時は僕自身まさか子ども写真にハマるとは思っていなかったのですが、今思えば嫁の罠だったのかもしれません(笑)。

少し話がそれますが愛犬フウタが初めて我が家に来たのは台風の日。嫁は動物好きでずっと犬を飼いたいと言っていました。僕も動物は好きなのですが子どもを授かる前に飼うのはどうかなーという思いもあり嫁には飼わないよと言っていたのです。が、ある日突然サプライズでフウタを連れて帰りました。嫁を喜ばせたい気持ち半分、嫁を置いてひとりで遊びに出られる口実ができるという思いが半分。←最低
子どもを授かるまでの僕は趣味のビリヤードで週末に家を留守にすることが多く、自分で言うのもなんですが良い旦那ではなかったのです(今はいい旦那!とも言いませんが。笑)。

逃げるコト。追う嫁ラッチ。逃げるコト。追う嫁ラッチ。

そんな僕がカメラにハマったのは一眼レフを購入してすぐでした。男性って初めての物を手にしたり、機械を触ったりが好きじゃないですか。ましてや10万円というちょっと高価な物を手にするとドキドキとかワクワクがね。初心な僕が写真を撮っても一眼レフだと自然と背景がボケて「俺うまくね?」みたいに勘違いしてしまうんです(笑)。

最初は単純にそれが楽しくて構図とかも分からず、ただ写真を撮っていました。当時はブログをやっていたので時々愛犬や子どもの写真をアップしたりすると、みなさん写真がきれいとか、子どもがかわいく撮れているとか言ってくれるんですよね。それが嬉しくてまた写真を撮ってました。

野を駆けるハル。野を駆けるハル。

ただ、カメラ初心者で被写体が赤ちゃんとなると、動きも少なく、だんだん撮りたい写真も減ってきます。そんな頃に人生を変える写真に出会いました。

人生を変えるって大袈裟だと思われるかもしれませんが、僕にはそれぐらい衝撃を与えてもらいました。平凡な家族の日常がそこにあり、何気ない日々の記録。ただそれだけなのに、毎日が楽しく温かく、見ているだけで幸せを感じることができる。あー、こんな風に家族と日々過ごせて行けたらいいなーと思いました。

先ほどの少しそれた話がここにつながりますが、家族の日常写真を撮るということは、週末も一人で遊びに出ません(笑)。家で子どもたちと写真を撮るのが楽しいのです。家の周りを子どもたちと散歩してただ写真を撮るのが楽しいのです。お出かけしても何をしても、とにかく写真を撮るのが楽しいのです(笑)。

いいバランスでお昼寝中のコト。いいバランスでお昼寝中のコト。

僕自身、「子どもたちのために!」とか「家族のために!」という気持ちで写真を撮っていません。あくまで趣味のカメラ。お出かけしたら僕がカメラを持ち、子どもたちは自由に行動し、嫁が両手に大荷物を抱えています(笑)。嫁の二の腕のたくましさったらね、それはもう。なので、嫁に時々文句を言われますが、家族と過ごす時間が多いことは喜んでもらっているみたいです。

一眼レフをお持ちでない方は思い切ってパパさんにプレゼントなんてどうでしょう?大きなおなかを撮ってもらう。赤ちゃんとの初めてのツーショットを撮ってもらう。そんな未来を想像しただけで、幸せな気持ちになれますよね。

タンポポではない。タンポポではない。

カメラに興味がないパパさんでも一眼レフで撮る→背景がボケる→いい写真になる。これだけで「おっ、カメラ楽しい!」となり、設定やアングルなどに少しずつこだわっていく方も多いと思います。

最近ではSNSで気軽に撮った写真を公開できるので、いろんな方にいいねと言ってもらえると、パパさんも写真を撮る楽しみが増えると同時に家族時間も比例して増えていきますよ。

浅田典孝

PROFILE

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広島県在住。2人の女の子のパパ。写真が大好きで、長女の出産を機に家族写真を撮り続けている。

(制作 * エチカ)

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