先輩パパとママの毎日コラムvol.439

むすことわたし七転び八起きの毎日「出産前に会いたい人と行くBangkok Art Biennale」

2021/10/8
むすことわたし七転び八起きの毎日「出産前に会いたい... むすことわたし七転び八起きの毎日「出産前に会いたい...

タイ・バンコクを拠点に活動するクリエーター・hironocさんに伺った、妊娠・子育てエピソードです。今回は「出産前にしたかったこと」です。

出産予定日から約1ヵ月半前。長かった安静生活の制限が少し緩くなり、さて、出産前に何がしたいかな?となった時。前々から「一緒に行けたらいいね」と友人と話していたBangkok Art Biennaleがすぐに思い浮かび、もしかしたら出産前に友人夫婦に会える最後のチャンスかもしれない!と早速連絡を。

赤いバッグを持った赤ちゃん

友人夫婦も身体のことなどなど心配してくれ、バンコク市内の複数の場所で開催されているBangkok Art Biennaleの中で1番近場で開催されているギャラリーでの展示へ行ってきました。

この日はタイの子どもの日ということもあり、ギャラリーに着くとまず息子が大歓迎されBiennaleのスポンサーさんのくまのぬいぐるみをいただき、スタッフさん達に撮影をされるところからスタート!子ども好きのタイならではの光景だな〜と思っていたら、友人夫婦からも息子に友人夫婦とお揃いの赤いバッグをいただき大喜びの息子。赤いバッグとバッグに入るクマがこの日から息子のトレードマークになりました。

息子のトレードマークになったクマさんと赤いバッグ息子のトレードマークになったクマさんと赤いバッグ

長男に引き続き、次男も安静に!が多かった妊娠生活に気を取られすっかり子どもの日だということを夫婦共に忘れてしまっていましたが、思いがけずお祝いしてもらえてとってもありがたかったです。そして、よかったね!息子。

友人に撮影してもらう息子友人に撮影してもらう息子

ギャラリーの中は2階建てのちょうどいい規模の大きさの展示で歩きやすく、大人4人もいると子連れ妊婦でもゆっくり話しながらまわることに感激。作品のことからお互いの近況などなどなど友人と他愛もない話をしながら、写真を撮ったり、息子の指差す作品をみたり。こんなにゆったりとした気持ちの時間を過ごすことができるなんて、胎教にも良さそうだなと思ったり、出産したらこういう日はまた数年後かなと思ったり、友人夫婦と夫と息子のおかげでとても心地よく緩やかな時間を過ごすことができました。

出産前に会いたいな〜となると相手にもなかなか気を使ってもらうことが多く、ありがたいような申し訳ないようなでもあるのですが、この日は近場でアートを堪能した後に友人夫婦のちょっとしたお祝いもでき、もういつ産んでも悔い無し!と思ったのがおなかの息子に伝わったのか、この日から約1週間後。予定日より1ヵ月早めに誕生することになったのでした。

長男も予定日より1ヵ月ちょっと早かったので、担当の先生にそろそろ心の準備をね。と言われていたものの、まだ出産まで1ヵ月以上あるからな〜なんてちょっと呑気に思っていた今回。

出産前最後の息子とのツーショット出産前最後の息子とのツーショット

妊婦生活の最後の息子とのツーショットは、この日友人が撮ってくれたこの写真に。色々な思い出が蘇る大切な1枚になりました。

hironoc

PROFILE

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ブリコルール(寄せ集めてものを作る人)。タイ・バンコクを拠点に、写真と色のきれいな布や紙などをコラージュしてものづくりに取り組んでいる。
http://www.hironoc.com
https://www.instagram.com/hironoc/

(制作 * エチカ)

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