子育てエール!専門家による、ママパパ応援コラムvol.141

マタニティウェア?マタニティインナー?妊娠してからの服装で気を付けるべきポイントとは?

2022/10/17
マタニティウェア?マタニティインナー?妊娠してから... マタニティウェア?マタニティインナー?妊娠してから...

妊娠したら、服やインナーはどのようなものを選ぶといいの? 妊娠中の服装はどんな点に気をつけるべき? そんな妊婦さんの疑問について、助産師の榎本美紀さんに教えてもらいました。

妊婦の服装で気を付けるべきポイント

妊娠中のママの体はどんどん変化していきます。インナーやウエアによる締め付けが、直接赤ちゃんに影響することはありませんが、たとえば締め付けられているところがかぶれたり、湿疹ができたりするなどの肌トラブルが起きることや、ママ自身がつらく感じることがあります。

そのため、妊娠中は素材や通気性などにも気を配り、着心地、着け心地が良いインナーやウエアを選ぶのがおすすめです。ウエアは、妊娠中だけでなく、出産後も着られるゆったりしたデザインがいいでしょう。妊婦健診時などは、上下分かれていてお腹を出しやすい服装がおすすめです。妊娠後期は内診があるので、下は脱ぎやすいものを選んでください。

また、体が日常的に冷えていると、血流が悪くなり、お腹が張りやすくなることがあります。ワンピースなどを着るときは、スパッツやパンツを履くようにしましょう。季節や場所にもよりますが、ストールやカーディガン、靴下などで体や足元を冷やさない工夫をするといいでしょう。

靴は、歩きやすく安定感のあるローヒールがおすすめです。お腹が小さいうちは大丈夫と思うかもしれませんが、お腹が大きくなる前でも、体調によってめまいや立ちくらみを起こして転倒することもありますから、不安定な靴は避けた方が安心です。また、幅や甲がきつめのものを選ぶと、妊娠後期や産後にむくんで入らないことも。ひもやゴムで調整できるものが便利です。靴底が滑りやすくないかもチェックして選びましょう。

妊娠中のウエア・インナーを購入する場合の、買うとよいタイミングや、サイズの選び方

ソファに座ってひざ掛けをかけている妊婦さん

妊娠初期は、つわりなどで気持ちが悪くなりやすいので、妊娠前に着ていたウエアやインナーではつらい場合は、締め付けがないものを選ぶといいでしょう。妊娠中期ごろになると、お腹やバストが大きくなる方がいるので、そのタイミングで購入してもいいかもしれません。マタニティ用のウエア・インナーを用意するのなら、バストやお腹周りなどのサイズの変化に対応できるものだと便利です。産後も使えるものもあるので、チェックしてみてください。

マタニティ用ではない、カップ付きのタンクトップは、産後の授乳にも使いやすく便利です。妊婦さんは汗をたくさんかくので、綿素材やドライタイプの素材などがおすすめです。妊娠中に体質が変わって肌に合わない方もいるので、1枚購入して、試してから複数枚買うといいでしょう。可能であれば、ゴムが肌に当たらないものが良いかと思います。

マイナートラブルに対応できたり、産後も使えたりするものって?

優しい表情でお腹をなでている妊婦さん

妊娠中期~後期は、お腹が大きくなることで、腰痛や足の痛みに悩まされる妊婦さんもいます。そんなときは、お腹を支えて腰への負担もサポートしてくれる妊婦帯を使うとラクに感じるかもしれません。サイズ調節ができるものだと、妊娠中だけでなく、産後も使うことができる場合があります。ベルトタイプの妊婦帯は、適切な位置で、心地よく感じられる強さで巻くことが大切です。不安なときは、妊婦健診の時に助産師さんに相談して、正しい付け方を教えてもらうといいでしょう。はらまきタイプのものは、締め付け感が不快になる場合は、サイズアップを検討してください。

妊娠中はお腹だけでなく、母乳育児に備えて乳腺が発達するため、バストもだんだんと大きくなっていきます。そのため、サイズの合わないブラで締め付けないようにしたいですね。妊娠後期から授乳期にかけては、バストはさらに大きくなるので、妊娠前の2カップ、アンダーは5cm大きめがサイズ選びの目安です。マタニティブラは、妊娠期から授乳期にかけていて、変化するバストに柔軟に対応できるよう工夫され授乳がしやすいものが多いです。さまざまなデザインが出ているので、妊娠中に試してみてもいいでしょう。

まとめ

妊婦さんはどんどん体型が変化します。マタニティウェアやインナーなどは、そんな妊婦さんの体をサポートしたり、不快感をやわらげてくれたりします。妊娠期をできるだけ安全に快適に過ごせるように検討してみてくださいね。

榎本美紀

PROFILE

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2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、地域の母乳育児を支援している。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたる。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受け付けている。自身も一児の母として子育てに奮闘中。
「みき母乳相談室」

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