先輩パパとママに聞きました!vol.70

メキシコ子育て日記 ~1:妊婦編~

2018/12/21
メキシコ子育て日記 ~1:妊婦編~ メキシコ子育て日記 ~1:妊婦編~

日本から遠く離れたメキシコで暮らすerinicochuさんはメキシコ人の旦那さまと、2人のお子さんとおなかの赤ちゃんとの5人家族。海外での子育て事情や、日々の出来事を教えていただきました。今回のお話は「メキシコでの妊婦生活」のこと。

ーーメキシコに住んでいるerinicochuさんは、妊娠中も海外での暮らしだったとのことですが、妊婦生活はいかがでしたか?

erinicochu
私は日本で妊婦を経験したことがないので、日本とは比べられないのですが、メキシコは妊婦にフレンドリーな人が多いですね。例えば、外出すると「今何ヵ月?男の子?女の子?」なんて、気さくに話しかけてきたり、荷物を持つのを手伝ってくれたり、上の子を抱っこしてくれたり……。本当に色々と優しくしてもらいました。

ーー妊娠中、つわりはいかがでしたか?

erinicochu
私はひどく、妊娠中は大変な思いをしました。「食べたい!」と思うものが、日本の食べ物だったので、特に苦労しましたね(笑)。かき氷や果物などのサッパリしたものを選んで食べていたのですが、どれもダメで……。実家から送ってもらった「梅干し」にはかなり助けられました。食べたくなくても、空腹だと更に辛くなるので、できるだけおなかを空かせないように、こまめに少しずつ食べるのがオススメです!

ーーやはり、日本食は恋しくなるんですね!地元の方はどんなつわり対策をされているのですか? 

erinicochu
メキシコでは、塩味のクラッカーや炭酸水でつわり対策する人が多いみたいでした。また、こちらの妊婦さんは10kg増なんて当たり前でみんなとってもおなかが大きいので、日本人の私のおなかを見て、みんなにびっくりされるほど。どこへ行っても「小さいね〜」と言われました(笑)。

自然の中でのマタニティフォト

ーー妊娠中にどのように過ごしていましたか?何か意識していたことはありますか?

erinicochu
実は上の子の妊娠前に、2回流産を経験しているので、あまり無理はせず、家でゆっくりすることを心がけていました。生まれてくる子を想いながら編み物をしたり、おなかに話しかけたり、のんびり過ごしていましたね。それと、メキシコでは名前は2つ付ける人が多いので、私も日本語の名前とスペイン語の名前の2つを付けようと、パパと毎晩悩みながら考えた時間も楽しかったです。

ーー上のお子さんと2人目のときでは、妊娠中の過ごし方に変化はありましたか?

erinicochu
そうですね、子どもが1人のときは泣けばすぐに対応できたし、ずっと目配りできていましたが、下の子がおなかにいるときは、なかなかそうもいかず、泣かせっぱなしになることも多々ありました(苦笑)。でも3才離れていることもあって、お兄ちゃんが手伝ってくれることも多く、頼もしかったです。生まれてからは一緒に遊んでくれて、2人が楽しそうに笑っているのを見ると、「2人の母親になれて幸せだな」と感じます。メキシコは特に家族の繋がりが強いので、妊婦さんや、小さな子どもがいると、子どもから大人までみんながお世話をしてくれるので、家族・親戚で集まると、ママたちは随分楽ができます(笑)。大家族が多いので、誰もが小さい子でも赤ちゃんの扱いに慣れていて、みんな可愛がってくれるんですよ。

大きなおなか

ーー最後に、妊娠中を楽しく過ごすために、先輩ママとしてのアドバイスをお願いします!

erinicochu
初めての育児はわからないことだらけだし、2人目になると上の子のケアもプラスされて、より大変になりますが、「ママ」と後ろを付いて歩いてくるのは今のうちだけだと自分に言い聞かせて(笑)、今しかないこの瞬間を楽しむようにしていました。ガミガミ怒って自己嫌悪になることも日常茶飯事ですが、子ども達と一緒に私も成長させてもらっています。

子どもと一緒にマタニティフォト
erinicochu

PROFILE

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メキシコで暮らす3人の子どものママ。愛息子と愛犬との暮らしをインスタグラムで公開中。
https://www.instagram.com/erinicochu/

(制作 * エチカ)

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