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「授乳期の応援お願いカード」ワークショップレポートVol.2~「産後の計画」を妊婦さん6人がたててみました!~

ピジョンにっこり授乳期研究会とコモドライフの共催で、「授乳期の応援お願いカード」を作るワークショップが開催されました。産後の計画は出産から1ヵ月くらいまでしかイメージできていないケースがほとんど、でも実際大変なのは赤ちゃんと2人きりで過ごす時間が増える産後1〜3ヵ月まで。今回は、産後3ヵ月の具体的な計画を簡単に立てられるツール「授乳期の応援お願いカード」を使って妊娠中のママ6人が産後3ヵ月の具体的な計画を立てました。後日、ワークショップで作成したカードを、パパや家族と共有し、その感想をお聞きしました!

「授乳期の応援お願いカード」ワークショップレポート... 「授乳期の応援お願いカード」ワークショップレポート...

ーー今回のワークショップでは、にっこり授乳期研究会の専門家で、幅広く妊娠や子育てに関する活動をされている棒田明子先生による講義の後、初めての出産を迎えるプレママ6人に、産後の具体的な生活をイメージしてもらえるよう、「授乳期の応援お願いカード」を作成していただきました。「授乳期の応援お願いカード」とは、産後3ヵ月までの赤ちゃんとの生活を具体的にイメージして、誰に何をお願いして応援してもらうのか、プランを立てることができる出産準備にとても役立つツールです。産後のママにしんどかった時期を尋ねると「退院後」と「祖父母など周囲のヘルプが減り、赤ちゃんと2人で過ごす時間が増える産後1〜3ヵ月」との回答が。妊娠中からどの時期に誰に応援を頼むか具体的に計画を立てておくことがおすすめです。「授乳期の応援お願いカード」は、パパや家族と一緒に作成するのもよいですし、実際に作成したカードを共有することもできます。

「授乳期の応援お願いカードWeb版」はこちら

誰に何をお願いして応援してもらうのか、プランを立てます。誰に何をお願いして応援してもらうのか、プランを立てます。
「授乳期の応援お願いカード」イメージ「授乳期の応援お願いカード」イメージ

「まずは料理や掃除などの家事、おむつ替えや授乳などの育児について産後1〜3ヵ月の授乳期にママがやることをチェック。続いて、パパやおばあちゃんなどサポートしてくれる人たちにお願いしたいことをチェックしてきます。」

作成している最中から、「うわー、こんなにやることあるんだ!」「これは私が大変だ(笑)」「もっとパパに手伝ってもらわないと!」と、意外なほど多い家事や育児に驚きの声があがっていました。なかなかイメージしづらかった産後の生活が、リアルなものになってきたようです!

それぞれが作成した応援カードをシェア!それぞれが作成した応援カードをシェア!
里帰りする人・しない人でサポートをお願いする人に差が出たり、パパにお願いすることも家庭によりずいぶん違いました。里帰りする人・しない人でサポートをお願いする人に差が出たり、パパにお願いすることも家庭によりずいぶん違いました。

<実際にみなさんが作ったカードはこちら>

◆N.Aさんの「授乳期の応援お願いカード」

N.AさんN.Aさん

産後3ヵ月で復職予定のN.Aさんは、これまでの授乳期の準備について、「新生児用の揃えておくものや、自分の入院準備で用意するものは、友人に聞いたりインターネットで情報を収集したりして、準備を万端にしていました。しかし、産後の生活については、経験がない分イメージがつきにくく、話を聞いてもピンとこないことが多いため、漠然としており不安だけが膨らんでいる状態でした。」とのことでした。

N.Aさんの産後1ヵ月のイメージ
※N.A.さんの産後1ヵ月のイメージ(画像をスクロールして見ることができます)

ワークショップで作成した「授乳期の応援お願いカード」は、実家のお母さんが手伝いに来てくれる産後1ヵ月は、自分のやることを減らし、パパとお母さんで分担。

N.A.さんの産後2ヵ月のイメージ
※N.A.さんの産後2ヵ月のイメージ(画像をスクロールして見ることができます)

お母さんが帰り、パパも慣れてくる2ヵ月目は、パパのやることを多めに。

N.Aさんの産後3ヵ月のイメージ
※N.A.さんの産後3ヵ月のイメージ(画像をスクロールして見ることができます)

自分にも余裕ができると考えた3ヵ月目は、自分自身のやることを少し増やしています。

「今まで何をするべきかがわかっておらずただ漠然としていたため、なんとなく避けていた部分がありました。今回カードを作成して、やるべきことを見える化したことで、何をするべきかクリアになり、より実践につながるなと感じました。夫にも作ったカードを共有して、さらに入院時期から産後3ヵ月までの流れを説明しながら、一緒に作り直しました。夫もすべきことが見える化できたことで、より積極的になってくれるようになりました。」と、夫婦で産後の具体的なイメージが把握できたようです。

◆T.HさんとN.Rさんの「授乳期の応援お願いカード」2ヵ月目

産後1ヵ月は、里帰りを考えている方はもちろん、里帰りしない方も両親が手伝いに来てくれるなど、サポートの多い時期です。しかし、産後2ヵ月になると、両親のサポートも減ったり、なくなったりと、親子3人の生活が本格的に始まることになります。

T.HさんT.Hさん
T.H.さんの産後2ヵ月のイメージ
※T.H.さんの産後2ヵ月のイメージ(画像をスクロールして見ることができます)

T.Hさんは、産後2ヵ月ではパパとママの二人体制に。ワークショップから帰って、パパとこのワークショップで学んだことを話したり、作った「授乳期の応援お願いカード」を見せて、改めて二人で入力したそうです。「『赤ちゃんはママじゃないと嫌がって他の人にさせてくれないことも中にはあるから、それはママがやるしかないけど、それ以外のことはできる限りやるから、一緒に頑張ろうね』と彼が言ってくれて、ものすごくうれしかったです。」とのこと。「授乳期の応援お願いカード」を作って産後の暮らしが具体的になることで、パパも協力的になってくれたようです。

N.RさんN.Rさん
N.R.さんの産後2ヵ月のイメージ
※N.R.さんの産後2ヵ月のイメージ(画像をスクロールして見ることができます)

N.Rさんは、産後2ヵ月はパパとママに加えて、実家のお父さんとお母さんにも協力をお願いする予定です。「入力してみたら、想像以上に私がやることがありすぎて…もっと甘えようと思いました。また、夫と一緒に入力したら、『やることがたくさんだね…でも手伝うよ』と今まで何もしなかった夫が協力的に!正直びっくりしました。まずは洗濯干すの手伝って!と言ってみたところ、一緒に手伝ってくれたので嬉しかったです。」と、早くもパパが頼れるサポーターに!実家が近いのでお願いしやすいなど、それぞれの事情があると思いますが、頼れるところは頼れると良いですね。

パパが頼れるサポーターです。パパが頼れるサポーターです。

「授乳期の応援お願いカード」の作成にも携わった棒田先生は、「家事や育児は、パパとママがフィフティ・フィフティで分担するのがラクと感じる人もいれば、自分でやったほうがラク、と感じる人もいます。ですが、産後2ヵ月は、ママの体の回復が完全ではないので、パパや周りに応援を頼んでママはなるべく体を休めてほしいです。また、授乳・睡眠・家事など、赤ちゃんがいる暮らしに慣れてくるのも3ヵ月くらいが多いようです。サポートをお願いできる人がいない場合は、外部サービスを頼む手もあります。この時期だけは、お金をかけても良い時期だと割り切ることも必要です。家事サポートのことは行政に相談すると、割安で使える制度があったり、シルバー人材センターからの派遣をお願いできることもあります。頼れるところには頼って、使えるサービスは使って、産後の3ヵ月を乗り切ってくださいね。」と、アドバイスしてくれました。

参加者の方の「授乳期の応援お願いカード」はこちらからご覧いただけます。
O.Mさんのカード
N.Rさんのカード
T.Hさんのカード
S.Mさんのカード
N.Aさんのカード

「授乳期の応援お願いカード」は、案内に従って入力するだけで、すぐに作ることができます。パパや家族と共有して、ぜひ産後の生活を具体的にイメージしてくださいね。
「授乳期の応援お願いカードWeb版」はこちら

「授乳期の応援お願いカード」を作成した「ピジョンにっこり授乳期研究会」とは、「より多くの赤ちゃんが健康に育つこと、より多くのママが子育てに幸せを実感できる」社会を目指し、授乳期の様々な課題を複数分野の専門家と共に議論し情報を交換し、解決策を見出していくプロジェクトです。
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