先輩パパとママの毎日コラムvol.238

今日も笑って、明日も笑って「はじめてのことば」

2019/4/4
今日も笑って、明日も笑って「はじめてのことば」 今日も笑って、明日も笑って「はじめてのことば」

パパと愛息子・樹(いつき)くんと愛犬・ペン。3人と1匹で暮らすやまもとりえこさん流の子育ての楽しみ方。今回は「言葉」をテーマにお届けします。

樹(いつき)が1才を過ぎ歩くようになってから、夫とふたり「初めての言葉は何だろうね?」と毎日のようにワクワクしながら話していました。

私たちが話している言葉をなんとなく理解できていても言葉で返答できず、話しかけても「あーあ、うっ、だっ、うぇーーうぇー」などの喃語ばかりでした。オットセイのモノマネが得意で、図鑑でオットセイを指差すと、「オウオウオウオウ……」と顔を上下して嬉しそうにやってくれていた樹が初めて意味のある言葉を発したのは、1才5ヵ月頃……。

樹くん

ある日、とっても小さな声でお茶を指差しニコニコしながら「ちゃっちゃ!」と一言。

私はその言葉を聞き大興奮!!「ん???きゃーーー!!ちゃっちゃって言ったーー!!今、樹、ちゃっちゃ!って言ったー!!」あまりの嬉しさに、眠っていたペン(犬)が飛び起きてしまうほどの大きな声。そう、初めての言葉は【ちゃっちゃ(お茶)】でした。

私たちが「ちゃっちゃ のむ?」とか「はい ちゃっちゃ のんでー」などと登場頻度が最も高かったからでしょう!

それまで「ちゃっちゃ」はただのお茶を指す言葉だったけれど、その日から「ちゃっちゃ」がわが家の中で特別な言葉となりました。3才になった今でも、「ちゃっちゃ」→「お茶」に変わることなく、普通に使われています。樹に「お母さん、なにそれまだ言ってるの?」と言われるまでは、「ちゃっちゃ」で通そうかと思っています。そういえば、先日、夫が通勤カバンに水筒を入れながら「ちゃっちゃ忘れるところだった〜♪」と言っていました(笑)。

窓辺で遊んでいる様子

2番目の言葉は、「はっぱ(葉)」でした。これは、うん、納得です。室内の観葉植物、庭の木々、植物に囲まれた暮らしをしている樹ならではの言葉。夫婦の会話の中でも「葉っぱ」は良く出てくる単語です。

いつの間にか「はっぱ」は人を笑顔にすると信じている樹。怒られた後なんかに「はっぱ〜はっぱ〜」と言いながら私に満面の笑みを向けてくれます。そんな樹を見ていたらすっかり怒る気をなくし、笑いをこらえきれず思わずプッと吹き出していましたね。

そして、3番目の言葉は、「しっじゅうからっ(鳥の名前)」だったんです。はっきり「シジュウカラ」と言ったわけではなく、夫と私にしか聞き取れない発音で、「しっじゅうからっ」と言ったんですよ。「えっ??今なんと??樹なんて言ったの?」とビックリしてしまいました。

全く予想できなかった驚きの一言……うちの庭の常連さんで、大きさはスズメほど、頬っぺが白くて黒い蝶ネクタイをしているように見えるとっても愛らしい小鳥です。普段から鳥図鑑を一人でパラパラめくるほど、鳥好きなのは知っていたけれど、3つ目の言葉がシジュウカラだとは、全く予想できませんでした!

樹くんとペンちゃん

それからは、少しずつ単語も増えていきました。「あーと(ありがとう)、スイカ、いちご、トラック……」などと、どんどんいろんな言葉を発するようになりましたが、2語が出るようになっても、「ペン(犬)」はなかなか出てきませんでしたね。いつの間にか「ペンちゃん」と呼べるようになっていて、随分と話せるようになった今は、初対面の人にペンちゃんの名前を聞かれると、名前の由来まで丁寧に伝えてくれています(ちなみに名前の由来は、ペンギンのペンです笑)。

いつだったかテレビでウミガメの産卵シーンが流れていて、「せいめいのしんぴー!(生命の神秘)」と言ったときには一同爆笑でした!

やまもとりえこ

PROFILE

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男の子のママ。犬と暮らし始めたことをきっかけに写真を撮り始める。趣味は写真を撮ること。息子と愛犬との日々を写真に収め、日々Instagramにアップしている。
https://www.instagram.com/penittsuhouse/

(制作 * エチカ)

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