東京在住のあゆこさんは、出産した病院の助産師さんから教わって、生後２日目頃から「おひなまき」を始めたそうです。おひなまきをした時の赤ちゃん（ほのかちゃん）の様子などをお聞きしました。

ーー初めておひなまきをしたのはいつでしたか？

あゆこさん
出産した病院です。助産師さんがおひなまきで包んでくれました。コロンとしたフォルムになった赤ちゃんを初めて見た時はびっくりしたのですが、娘は驚くでもなく、大人しく良い子にしていたので不思議に思いました。

ーーお家ではどんな時におひなまきをしましたか？

あゆこさん
授乳やおむつ替えをしても泣き止んでくれなかった時や、夜になかなか寝ついてくれなかった時におひなまきをしました。最初はキョトンとした顔になりますが、そのうちウトウトしたりして寝ついてくれました。

ーーおひなまきに使った布はどんな布ですか？

あゆこさん
大判のガーゼのおくるみです。大判で包みやすいし、ガーゼは洗濯してもすぐに乾いて、肌触りが優しいです。

ーーいつ頃までおひなまきをしていましたか？

あゆこさん
６ヵ月頃までです。寝返りなど、自分で動けるようになってきたことで、おひなまきを少し嫌がるようになりました。

ーーこれからママになる方たちに、おひなまきについてメッセージをお願いします。

あゆこさん
赤ちゃんを落ち着かせる選択肢の１つとして、これからママになる方たちにもおひなまきをおすすめしたいです。

ほのかちゃん、おひなまきでスヤスヤお昼寝中。

ーーありがとうございました！ほのかちゃんがスクスクと育ちますように♪

もうひとりのママは、南アフリカで出産、子育て中のあやさん。赤ちゃん（けいちゃん）は、病院で出産してすぐにおひなまきで包まれたそうです。

南アフリカの病院で出産したあやさん。赤ちゃんは生まれてすぐに病院でおひなまきに包まれた。

ーー南アフリカでも「おひなまき」をやっているんですか？

あやさん
私は南アフリカの病院で出産したのですが、産後すぐに赤ちゃんが包まれていました。それがいわゆる「おひなまき」だったのですが、それを何と呼ぶのかは知らず、後に友人から聞いて知りました。

ーー病院でどのように教わったのですか？

あやさん
特に「こうやるんだよ」と教えてもらったわけではありませんが、看護師さんがやっているのを見て学びました。

出産したアフリカの病院にて。

ーー退院されてからは、どんな時におひなまきをしましたか？

あやさん
友人から「おひなまきをするとよく寝てくれるよ」という話を聞いたので、基本的に寝かせる時は常におひなまきをしていました。また抱っこする時も、普通に抱っこするより、おひなまきをしていた方がぐずらないような気がしたので、おひなまきをした状態で抱っこしていました。

ーーおひなまきに使った布はどんな布ですか？

あやさん
ガーゼタオルです。やはりガーゼ素材がいいですね。肌触りも良いですし、洗ってもすぐに乾くので洗い替えにも向いています。ベッド代わりにしたり、ベビーカーにかけて日よけに、ブランケットに、色々なシーンで重宝しています。日本の友人からもらったものと、南アフリカで購入したもの、合わせて６枚くらいあります。

ーーこちらの写真は？素敵な写真ですね、生まれてすぐに撮ったんですか？

あやさん
プロの写真家にお願いして、生まれて１週間後にニューボーンフォト（新生児フォト）というのを撮影してもらったのですが、いわゆるおひなまきの応用のようなポーズばかりだったからか、２〜３時間の撮影の間ずっと大人しくしてくれていました。写真家さん曰く「ニューボーンフォトを撮れるのは生後3週間まで」とのことで、このポーズで大人しくしてくれるのも今のうちだけなんだな…と思いました。

プロの写真家が撮影してくれるニューボーンフォト（新生児フォト）は、おひなまきの応用のようなポーズばかりだった。南アフリカの自宅にて。

ーーこれからママになる方たちに、おひなまきについてメッセージをお願いします。

あやさん
おひなまき、おすすめです。私は第一子だったこともあり、最初は抱っこの仕方もよくわからなくてビクビクしながらだったのですが、普通に抱っこするよりもおひなまきの状態の方が抱っこもしやすかったと思います。 おひなまきで包んであげると、より寝てくれると思います。

おひなまきに包むガーゼは、新生児時代だけではなく２〜３才になってからも包んだりブランケットにしたり活用できると聞くので、できるだけ大判のものがおすすめです。小さめのものは、おひなまきをするにはすぐにキツくなりました。

ーーありがとうございました。けいちゃんとの南アフリカでの生活、パパと一緒に楽しんでくださいね♪

赤ちゃんのおひなまき、可愛いですね。おひなまきができるのは動きが活発になるまでの数ヵ月間だけらしいので、写真にも残しておきたいですね。あゆこさん、あやさん、ありがとうございました！

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