先輩パパとママの毎日コラムvol.262

子育てを、ちょっと素敵にする工夫「赤ちゃんに、何着せる?」

2019/9/6
子育てを、ちょっと素敵にする工夫「赤ちゃんに、何着... 子育てを、ちょっと素敵にする工夫「赤ちゃんに、何着...

アメリカ・オレゴン州にあるアシュランドという芸術活動が盛んな美しい都市で暮らすセキアキコさんのアメリカでの子育てエピソード。

赤ちゃんが生まれたらこんな服を着せたいなあ!と、なんなら妊娠するずっと前からかわいい子ども服(私は古着好きなので主にビンテージ子ども服)を見つけると買わずにはいられなかった私。でも実際に自分の子どもが生まれてきたら、そこにはいくつか問題が……。今回は私が直面した子ども服問題を紹介します!

生後1ヵ月頃の息子。生後1ヵ月頃の息子。乳児湿疹が強く出てしまったので、手を覆えるタイプのベビー服が重宝しました。

まず最初は、「着せたい服が売っていない問題」。日本での一般的な新生児用の肌着といえば、前開きで紐で結ぶイメージ。ところがいざアメリカで赤ちゃんの服を見てみると、Newborn(新生児用)と書いてあるのにどれも頭からかぶるタイプの服だし、前が開くタイプの服にはジッパーが付いてるし、これ本当に入るの?と疑ってしまうような超細身の服だらけ。私が求めていた肌着が売っていない……。幸いにも肌着だけは日本から持ってきていたので良かったのですが、それでも出産後、初めて肌着に腕を通すときはものすごく緊張しました。これをアメリカのお母さんたちは頭からすぽっと被せて、あの細い袖に腕を通しているのか!と思うと……うーん、勇ましい(笑)。

着替えにも慣れてからは頭からかぶせるタイプの服も着せましたが、いつも胸元が伸び伸びでした。着替えにも慣れてからは頭からかぶせるタイプの服も着せましたが、いつも胸元が伸び伸びでした。

少し大きくなって首もしっかり据わってくると、おしゃれがもっと楽しくなってきます!私も洋服を選ぶのが楽しくて仕方なかったのですが、ここで出たのが「好きな服が着られるとは限らない問題」。

息子は、2才を過ぎる頃までよく湿疹が出ていました。乳児湿疹や突発性発疹も勿論経験しましたし、風邪をひいて熱が出ると全身に湿疹が出ることもありました。そういうときは、デザインよりもまず素材。もちろんデザインも素材も良い服を選べばいい話ですが、ビンテージの服だとそれがネックになることも多くて……。なのでこの頃は「着せたい服」というよりは、「着られる服」は何かというのを一番に考えて選んでいたような気がします。

ニット帽が大好きなのですが、毛糸だと痒がるのでコットンの糸で編みました!ニット帽が大好きなのですが、毛糸だと痒がるのでコットンの糸で編みました!

そしてもう少し大きくなると今度は自分で服を選ぶようになります。「子どもの服のチョイスって不思議問題」とでも名付けましょうか(笑)。まだまだ赤ちゃんだから自分で選ぶなんてずっと先だよ、というママさんも多いかと思いますが、ぜひ楽しみにしていて頂きたい。ほんとにその格好で出かけるの!?と焦ることもありますが、オモシロ写真もたくさん残せますよ!

ダウンジャケットの取り外しできるフードがお気に入りだった頃。ダウンジャケットの取り外しできるフードがお気に入りだった頃。いっぱい笑かしてもらいました。

最後は少し番外編、「似合う服の選び方問題」。私の場合、息子に似合う服というのはなんとなく把握できていた気がします。なにしろずっと見ているので。でも例えばそれが友達の赤ちゃんへのプレゼントだったとしたら、どんな服が似合うんだろう?ってなりますよね。そんなとき、コモドライフに掲載された記事「赤ちゃんに似合う色選びの3つの秘訣」に出会いました。3つのポイントをおさえることで、似合う色が見えてくる。これにはもう、目からウロコ!

今まではただ漠然と「何が似合うかな〜?」と考えていましたが、このアドバイスを活用したら、より明確に理論的に「似合う服」を探せるようになったのです。でも赤ちゃんの頃というのは、表情や雰囲気が日に日に変化していきます。「雰囲気が変わったかな?」と感じたら、3つのポイントをもう一度見直してみるのも良いかもしれません。

息子は髪は茶色いけれど目は強めなので、優しい色のときは柄はハッキリとしたものを選びます。息子は髪は茶色いけれど目は強めなので、優しい色のときは柄はハッキリとしたものを選びます。

服選びに関しては他にもいろいろと、例えば息子は日本人体型なのでアメリカで買い物するときはシャツは5才児サイズでズボンは3才児サイズだとか、「あれれ〜?」となってしまうことが多々あります。でもやっぱり、何があっても服選びは楽しい!私に服を選ばせてくれている間は思う存分楽しもうと思います。

セキアキコ

PROFILE

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アメリカ・オレゴン州で出産と子育てをスタート。現在はメイン州在住。サンフランシスコで写真を学んだ後、スタジオアシスタント、ブライダルカメラマンとして働く。
http://ameblo.jp/aco-84/

(制作 * エチカ)

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