先輩パパとママの毎日コラムvol.117

今日も笑って、明日も笑って「ボーイズとの帰省」

2017/12/11
今日も笑って、明日も笑って「ボーイズとの帰省」 今日も笑って、明日も笑って「ボーイズとの帰省」

パパと愛息子・樹(いつき)くんと愛犬・ペン。3人と1匹で暮らすやまもとりえこさん流の子育ての楽しみ方。今回は「新幹線での帰省」をテーマにお届けします。

やまもと家にはボーイがふたり居ます。正確には1匹(犬のペン)と1人(樹)。私にとってはどちらも可愛い息子です。そんなボーイズを連れて年に2度、年末年始とお盆辺りにできるだけラッシュ時を避け、九州の実家に帰省しています。実家までひとっ飛びの空の道もありますが、ペン(犬)が一緒なので、必ず新幹線で帰省しています。いつも夫より一足先に、私一人でふたりを連れて東京駅から博多駅まで片道5時間、ゆらゆら揺られながら帰省しています。

現在樹は2才、本を読んだり映画を観たりして、じっと座って居られるようになりましたが、それまでの2年間は、本当に大変でした〜。「いったいあと何時間なのー!?」と時計を見ては何度もため息を吐いた道中。それも今ではすべてが良い思い出となっています。車内で泣き止まない小さな赤ちゃんを抱えて、不安そうな顔をしているお母さんを見つけると、心の中でエールを送っています!!「大変なのは今だけ、きっと楽になりますよ、電車での旅が楽しくなる日がきっと来ます!」と。

お隣のお姉ちゃんと実家のお庭で遊ぶふたりお隣のお姉ちゃんと実家のお庭で遊ぶふたり

今回は赤ちゃんと一緒に新幹線で移動する際の、私なりのコツを少しだけご紹介します。

まず、新幹線の切符。事前に取っておく事もできますが、その時間に合わせて自宅を出発しなければならないし、駅までどんなハプニングが起こるかわからない!駅でエレベーターが見つからないで乗り遅れちゃった!なんてちっとも珍しいことではありませんよね。いつもより多い荷物とベビーカー、時間通りに到着するのって、とても難しいこと。そういう理由で、慌てたくない私は当日新幹線の駅の券売機で購入しています。

みどりの窓口でも購入できますが、赤ちゃん連れだと列に並ぶのも大変!ここ数年で、券売機でも座席指定ができるようになりました。画面にシートマップが表示され、オムツ替えができるトイレの位置、多目的室の位置、喫煙車両がわかります。新幹線の座席は比較的ゆったりと配置されているので、小さめのベビーカーであれば、足元や荷物棚に置くことができます。

次に、車内での過ごし方。赤ちゃんはどんな場所でも関係なく泣きます。遠慮なく泣きます。おなかが空いたり、オムツが濡れていたり、退屈だったりするんでしょうね。号泣します。そんな泣き声もとっても可愛いのですが、できれば泣き止んで欲しいですよね……。

新幹線の中で。お気に入りの絵本に夢中の樹。新幹線の中で。お気に入りの絵本に夢中の樹。

おなかが空いた赤ちゃんには授乳スペースがあります。多目的室と言って、お身体の不自由な方の為のお部屋があり、空室であればそこで授乳することができます。座席に座ったままケープなどを使って授乳しているお母さんもいらっしゃいますよ。

おむつ替えは、おむつ替えシートが付いている普通のトイレと多目的トイレでできます。

私はひとりで帰省する時は、必ず小さなショルダーバッグを肩から下げています。バッグの中身は、貴重品とオムツ1枚とお尻拭き、着替え一式、小さなオモチャ、少しのお菓子、ハンカチなどを入れています。席を離れる時は、そのショルダーバックをひとつ持てば良いのでとても便利。

実家の愛猫ロロちゃんと。実家の愛猫ロロちゃんと。

そして、退屈で泣いている赤ちゃんの場合、お母さんが頑張るしかありません!

最後に座席について。私は、泣き出したらすぐに立てるように、通路側、出入口に近い座席を選びます。樹が好きなおもちゃ(大きな音が出ない物)やお菓子もいつものお出かけ時より多めに用意。

抱っこされながら外を見るのも大好きなので車両間のデッキにもよく行きます。同じような境遇のお母さんやお父さんと赤ちゃんを見かけたので、声をかけてしばらくおしゃべりを楽しんだりと、なかなか充実した時間を過ごせていたと思います。

3度目の帰省の時、通路を挟んでお隣の女の子を連れたお母さんに話しかけられました。ちょうど樹にご飯を食べさせ終え、私のお弁当に移ろうとしている時でした。「赤ちゃんとワンちゃん連れて大変ですね、どこまで行くんですか?」と、2、3度言葉を交わした後に、「もし良ければ、ママがご飯を食べている間だけでも、息子さんをお預かりしましょうか?」と仰ってくれたんです。女性のお膝に渡って10秒後……私を見て愚図り始めたので、お弁当を食べる時間もなく私のお膝に戻ってきたのだけれど(笑)。その女性のお心遣いが本当に嬉しくて嬉しくて、一人じゃなかったんだと、見守ってくださる方の存在に気がついて心がふわっと軽くなり、後からこっそり泣いてしまいました。同じような場面に合ったら、迷わず赤ちゃんを連れたお母さんに声をかけようと決めました!

そうそう、もうひとりのボーイ、ペンは車内でもとても大人しく過ごしていて、ほぼ寝ています。「ワンちゃんがここに居たこと、全然気がつかなかった〜!」と良く言われます。ペンちゃんグッジョブです(笑)。

無事に従兄弟と再会!無事に従兄弟と再会!
やまもとりえこ

PROFILE

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男の子のママ。犬と暮らし始めたことをきっかけに写真を撮り始める。趣味は写真を撮ること。息子と愛犬との日々を写真に収め、日々Instagramにアップしている。
https://www.instagram.com/penittsuhouse/

(制作 * エチカ)

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