先輩パパとママの毎日コラムvol.203

2人の息子との平凡で愛おしい日常「赤ちゃんと家族で暮らすように旅したParis~後編~」

2018/10/2
2人の息子との平凡で愛おしい日常「赤ちゃんと家族で... 2人の息子との平凡で愛おしい日常「赤ちゃんと家族で...

2人の男の子と暮らすママ・deko_lifeさんに伺う子育てのこと。今回は「子どもと一緒の旅行」をテーマにお届けします。

パリのメトロの駅での写真。長男が手に持っているのは現地で買ったメトロのおもちゃ。

(前編のつづき)

【食べ物のこと】

BIO先進国で農業国でもあるフランスでは、普通のモノプリ(スーパー)でもBIO製品が容易に手に入り、オーガニックのお野菜も日本より価格は良心的でした。日曜日だけ開かれるラスパイユのマルシェは、野菜やお肉やパンなどの食料品はもちろん、花や衣類や化粧品まで全てがBIO製品で、暮らすように旅したい方にはオススメの場所のひとつです。

マルシェで買った新鮮な食材

このマルシェで買った新鮮な食材やバターで作った食事は、シンプルな調理法でもとびきり美味しく、思い出深い経験となりました。

食卓に並ぶ料理とフルーツ

Parisは基本的に水道水は飲めると言われていますが、ヨーロッパは硬水なので、子どもはおなかを下すようです。私はモノプリで赤ちゃんのマークが付いた baby Evian を買って、お料理や子どもの歯磨きの後のうがいのお水に使いました。日本から普段飲んでいる茶葉を持参し、沸かして子ども達に飲ませていましたが、もしジュースを買われる場合は、ヨーロッパはガス入りの物が多いので、炭酸水がまだ飲めない子どもに与えるのは注意が必要です。

【旅先でのおでかけのこと】

現地で困った事のひとつが、英語で Elevator(エレベーター)と言っても通じない事!後で調べてみるとフランス語では Ascenseur(アッサンスール)でした。パリでもベルギーでもエレベーターだけは伝わらなったので、ベビーカーで移動する赤ちゃん連れのご家族は覚えておいた方がよい単語のひとつかと思います。

イヤイヤ期の長男と赤ちゃん連れでしたので、色々予定を詰め込んだり、美術館やレストランのような静かな場は避けて、チュイルリー公園をはじめとする美しい公園に毎日のように足を運んで、カフェでランチをして、のんびりとした時間を楽しみました。

街を散策中に雑貨やインテリアのお店にはいくつか立ち寄りましたが、ブランドショップのような大人のお店は諦めて、代わりにパリ中の素敵な子ども服のお店を巡りました。子ども服のお店では大抵おもちゃやキッズスペースがあったので、子ども達が遊んでいる間にママもゆっくりお買い物を楽しめました。

パリの街並みパリの街並みは美しく、街を散策するだけでも楽しめました。
パリで買ったお洋服や雑貨パリで買ったお洋服や雑貨は大切な旅の思い出です。

乗り物好きの兄弟のために、ベルギーへの列車の旅も計画しました。国際高速列車のタリスは新幹線より早く、真っ赤なボディーに子ども達は目を輝かせていましたし、車窓から見るのどかな田園風景に癒されました。

国際高速列車のタリス

ベルギーは2日間の滞在でしたが、首都ブリュッセルの世界遺産の美しい広場や、ブルージュの絵本の世界のような運河のある街並みをボートから眺めた光景は2才の長男にとっても心に残ったようです。

ベルギーでの写真1

乳幼児連れの10日間の旅ではもちろん大変な事もありました。イヤイヤ期のピークだった長男は、世界遺産の広場で地面に転がってイヤイヤをやり続けたり、何度か大声で泣いたことも。外国人の2才くらいのお子さんが、同じように地面や床に転がって「NO! NO!」という光景はパリでもベルギーでも見かけましたので、イヤイヤ期は世界共通なんだと実感しました(笑)。

子どもが生まれる前は、子どもが小さいうちに海外に行っても、記憶に残らないからもったいないのではと思っていましたが、2才9ヵ月だった長男は、パリでの出来事をよく覚えていて、今でもよく旅の話をしてくれます。

生後7ヵ月だった次男には、帰国後にもフランスが舞台の絵本を読んだり、旅行のときの写真を見せて旅の思い出をよく話しています。小さな彼らの心に異国の地での楽しい思い出が残ってくれたら嬉しいです。

deko_life

PROFILE

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2014年・2016年生まれの男の子のママ。子どもとの日々の暮らしをInstagramにアップする。
https://www.instagram.com/deko_life_/

(制作 * エチカ)

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