先輩パパとママの毎日コラムvol.397

子育てを、ちょっと素敵にする工夫「ベイビーシャワー、開いてみませんか?」

2021/2/16
子育てを、ちょっと素敵にする工夫「ベイビーシャワー... 子育てを、ちょっと素敵にする工夫「ベイビーシャワー...

アメリカ・オレゴン州にあるアシュランドという芸術活動が盛んな美しい都市で暮らすセキアキコさんのアメリカでの子育てエピソード。今回は、ベイビーシャワーについてです。

バースデーは毎年やってくるし、年間の行事ももちろん毎年やってくる。でもベイビーシャワーは赤ちゃんが生まれるときだけ!言ってしまえば、激レアスペシャルイベントだから、ベイビーシャワーが根付いているアメリカでは、いろんな形のパーティがあってとっても素敵なんです。

私自身は妊娠6ヵ月の終わり頃に渡米し、あまりの忙しさで自分のベイビーシャワーはできなかったのですが、今回は私が参加した中でも三者三様だった3つのパーティを紹介します。

まず1つ目は、プレイデート中に開いたサプライズベイビーシャワー。

最強アイテム、メタリックバルーンはここでも登場します!最強アイテム、メタリックバルーンはここでも登場します!

以前紹介したプレイデートは気軽にイベントを盛り込めるのが良いところ。このときは、いつも集まるママ達と「来週、サプライズでどう?」なんて話になって、瞬時に料理担当・ケーキ担当・飾り付け担当・プレゼント買い出し担当を決めて、ほんとに翌週サプライズベイビーシャワーを開いて大成功!役割分担することで一人ひとりのやらなきゃいけない事は少なくなるし、みんなが得意分野を担当するから準備はとってもストレスフリーなんです。

私は飾り付け担当。厚紙に印刷して切っただけのなのに、こんなに可愛い私は飾り付け担当。厚紙に印刷して切っただけのなのに、こんなに可愛い

2つ目は、たくさんゲストを招いた本格的なベイビーシャワー。

バルーンとケーキトッパーは、もはや必須アイテム!バルーンとケーキトッパーは、もはや必須アイテム!

誕生日パーティのように、テーマを決めたり招待状を出したりちょっとしたゲームをしたり、ワイワイと賑やかなアメリカで最も一般的なスタイルのベイビーシャワーです。

準備から開催までの流れはこんな感じ。まずこのパーティの主催者は妊婦さんの近しい友達で、予定日の4〜6週間くらい前に主催者さん宅で開かれました。(主催者は友達・家族・妊婦さん本人の場合もあって、会場は主催者か妊婦さんの自宅、カフェ・レストラン、屋外などから選びます。参加するのは基本的に女性のみですが最近はこのルールは変わりつつあります。)準備期間はだいたい1ヵ月くらいで、主催者さんだけでなく、私も含め友達何人かで協力しながら準備を進めました。ベイビーシャワーの準備で最も大切なのは、妊婦さんの意見をきちんと反映すること!日程や場所、招待するゲスト、パーティのテーマなどは妊婦さんと相談して決めましょう。妊婦さんが赤ちゃんの性別をサプライズにしていることもあるので、そのあたりも慎重に。

フルーツウォーターと花束

ベイビーシャワー当日は、持ち寄った料理やデザートを楽しみつつ、ゲームもして盛り上がりました!ゲスト全員に小さな洗濯バサミを2個ずつ配っておいて、「会話の中で“ベイビー”という単語を使ったことに気づかれたら相手に洗濯バサミを渡さなければいけない」というルールで最終的に洗濯バサミ獲得数が一番多かった人が景品ゲット。妊婦さんの職場の方だったり初めましての人も多い中、このゲームのおかげで会話が弾みました。準備中も当日もやる事は多いんですけど、成功のポイントはやっぱり「役割分担」かなと思います。

そして3つ目は、とっても個性派なベイビーシャワー。

赤ちゃんのロンパースをみんなで絞り染め

昔馴染みの親しい友達を招いて、一緒にご飯を作って食べたり、赤ちゃんのロンパースをみんなで絞り染めしたり、温泉につかったり。「ベイビーシャワー」で検索しても、きっとこんなの出てこない。でもこれだって、まぎれもなくベイビーシャワー。私が持っていた概念は完全に覆りました。

赤ちゃんのロンパースをみんなで絞り染め2
焚火を囲んでおしゃべり

大事なのは、妊婦さんの思いに寄り添うことと、お祝いの気持ち。妊娠という特別な時間がもっと特別になるのがベイビーシャワーなんですよね。

セキアキコ

PROFILE

セキアキコこのライターの記事一覧

アメリカ・オレゴン州で出産と子育てをスタート。現在はメイン州在住。サンフランシスコで写真を学んだ後、スタジオアシスタント、ブライダルカメラマンとして働く。
http://ameblo.jp/aco-84/

(制作 * エチカ)

RELATED 関連情報はこちらから

RANKING アクセスが多い記事をランキング形式でご紹介。

妊娠・出産・育児は、
わからないことがいっぱい。
悩み過ぎず、自分のペースで
行える育児のカタチを紹介していきます。
コモドライフとは?