先輩ママ・パパの赤ちゃんにまつわるアンケート&ヒント集vol.8

プレママ&プレパパいらっしゃ〜い!先輩ママ・パパの赤ちゃんにまつわるアンケート&ヒント集(8)自然あふれる街への移住や暮らしについて

2023/10/31
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妊娠が判明するとワクワクと同時に、ちょっぴりドキドキ。初めてだらけの経験ですから、聞きたいこと、知りたいことが山ほど。そんなときは、先輩のパパ&ママの経験談も参考になりますよ!今回は、子どもの誕生を機に引っ越しを考えているママ・パパ必読。自然あふれる街への移住や暮らしについて教えてもらいました。

先輩ママ&パパに聞いてみた!自然あふれる街への移住や暮らしについて教えて!

働き方が多様になった今、子育てを考えて、思い切って自然に近い地域への移住を考えているママ・パパも多いことでしょう。そこで、実際に移住経験したママ、自然の中での子育て真っ最中のママにお話を聞きました。

01 青空自主保育との出会いがきっかけに

01 加治枝里子さん
移住のきっかけは人それぞれあるでしょう。これからご紹介する写真家の加治枝里子さんは、青空自主保育に興味を持ったことがきっかけで、海と山が近い町に引っ越しを決断したそうです。

「自然の中で子育てをしてみたいとずっと思っていたのですが、実際に行動に移すきっかけになったのは、園舎を持たずに自然の中で活動する青空自主保育に出会ったことです。住む町を決めたのも、自主保育が盛んだという理由で。そんな移住のかたちもいいなと思います。小さい頃から土に触れ、草花や虫を手に取り間近に観察したりと、五感が刺激されるようです。大人も子どもも自然に癒され、大きなパワーをもらえている気がします」

五感の刺激と共に、自分の力の及ばない自然という大きな存在の中での経験が将来の子どもたちにきっと役立つはず。五感の刺激と共に、自分の力の及ばない自然という大きな存在の中での経験が将来の子どもたちにきっと役立つはず。

子どもが育つ環境を考えて移住を決めるという方々の意見の中では、青空自主保育に通わせたいという人も最近増えているようです。ご興味のあるプレママ&プレパパさんは、加治さんのインタビューをぜひ読んでみてくださいね。

加治枝里子さん 加治枝里子さん「海の音と森の光〜長女と双子の青空子育て」

加治枝里子

02 親の心もリラックスして子どもをより愛おしく!

02 阿部菜々恵さん
信州・浅間山の麓でネイチャーガイドをしながら2児の子育てをする阿部菜々恵さん。阿部さんの暮らしの中には、四季折々の自然からの恵みや楽しみがあふれていて、自然の営みは阿部さんの子育てや生き方そのものだなと感じます。

「気づいたら、娘は生後2ヵ月頃から葉っぱを手にして遊んでいました。やがて、拾ったどんぐりを散らかしたり、大きな葉っぱを破ったり、土を体にかけたり。家の中ならば「ダメ〜!」となってしまうことも、自然の中なら、今この子の興味や発達に必要なことなんだと思えたりします。圧倒的に家の中にいるときより、子どもも私もお互いがとても伸びやかに過ごすことができます。何よりいいのは、娘のそんな姿を見て、私の心が解き放たれ、子どもをより愛おしく感じることですね」

秋のお庭で遊ぶ娘さん。特別なおもちゃがなくても、枯れ葉のカサカサとした感触や音、匂いなど、自然は五感をたっぷりと育んでくれます。秋のお庭で遊ぶ娘さん。特別なおもちゃがなくても、枯れ葉のカサカサとした感触や音、匂いなど、自然は五感をたっぷりと育んでくれます。

自然に近い暮らしのメリットはお子さんへの影響だけでなく、ママ自身のリラックスにもなり、引いては子どもとの関係をいい方向に導いてくれるなんて素敵なことですよね。阿部さんのコラムでは、自然の中での子どもとの暮らしの魅力がたっぷりと紹介されているので、ぜひ読んでみてください。

阿部菜々恵さん 「はっぱと風とみちくさ子育て」

阿部菜々恵

他にも「自然あふれる街への移住や暮らし」に関するエピソードいろいろ!人気コラムも要チェック!

自然豊かな場所への移住に憧れてはいるものの、実際のところは暮らしてみなければ分からないのが正直なところです。そこでとても参考になるコラムがあるのでご紹介しましょう。3児のママの伊野妙さんご家族は、毎年8月になると東京のご自宅から長野、秋田、岐阜、山梨、北海道と1ヵ月間限定のプチ移住をされています。なんて楽しいアイデア!コラムの中で伊野さんも以下のように書いています。

「以前からなんとなく移住することへの憧れはあったけれど、すぐに動ける感じではないので、一ヵ月でもいいから体験してみようか、というような気持ちもあったかなと思います。」移住自体もそうですが、どんな場所が自分達家族に合っているかを探すのにもいい手段かもしれませんね。

伊野家の子育て日記「8月は日本のどこかで田舎暮らし!一ヵ月間のプチ田舎移住」(前編) 伊野家の子育て日記「8月は日本のどこかで田舎暮らし!一ヵ月間のプチ移住」(前編)

伊野妙

伊野家の子育て日記「8月は日本のどこかで田舎暮らし!一ヵ月間のプチ移住」(後編) 伊野家の子育て日記「8月は日本のどこかで田舎暮らし! 一ヵ月間のプチ移住」(後編)

伊野妙

次にご紹介するのは、フォトグラファーの大畑陽子さんの「赤ちゃんが来てくれたら、田舎に戻ろうと決めていました。」という言葉から始まるこのコラムです。毎日家の畑で採れる季節の野菜を食べ放題、ジジババも子どもも幸せそう、仕事にも打ち込める、と最高の子育て環境だそう。赤ちゃんの誕生は夫婦だけでなく、両親たちやさらに親戚など、自分たちを取り巻く「家族」を考える大きなきっかけのひとつになりますよね。ぜひ読んでみてください。

子育てで学ぶこと、感じること。「二世帯で暮らすこと」 子育てで学ぶこと、感じること。「二世帯で暮らすこと」

大畑陽子

最後にご紹介するのは、なんと5家族揃っての移住を成功させたピラティスインストラクターの前村詩織さんのコラムです。共同で大きな土地を購入し、それぞれの家族が家を建てて暮らしているそう。土地購入から住み始めるまでに3年以上の月日がかかり、今なおみんなで様々な新しいことに挑戦中とのこと。この仲間のことを前村さんは「拡張家族」と呼んで、その家族の中で逞しく育つ娘さんについて紹介してくれています。

火山のふもとで深呼吸「拡張家族のなかでの子育て」 火山のふもとで深呼吸「拡張家族のなかでの子育て」

前村詩織

いかがでしたか?子育ては本当にいろんな形があり、正解があるわけではありません。どんな環境に住むかということもそのひとつでしょう。ご紹介したみなさんのアンケートやコラムをぜひ参考にして、みなさんご家族らしい理想の暮らしをどうぞ見つけてくださいね。

鈴木志野

PROFILE

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フリーの編集者・ライター。親子向け、保育・教育、ライフスタイル、アウトドアなどの媒体にたずさわる。女児の母。

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